出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

10月第2週末の資産運用報告・・・「キッシーショック」で水面下!

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 10月第1週末(1営業日しか有りませんでしたが)、第2週末の資産状況のご報告です。

 

 第2週のトピックスは、米国時間8日(金)朝の雇用統計発表で、雇用者数の増加は市場予想の半数以下と言うことで、何となく11月のテーパリング公表は既定路線となりつつある空気のなか、金曜日はジリジリと3指数ともに低下しました。

 中国の大手不動産会社恒大集団は結局中国元建ての利払いは行っているようですが、ドル建ての利払いは先送りされているようで、先行き真っ暗なのですが、国慶節の長期休暇に入っており「真っ暗」加減を倍増しています。

 

 国内のマーケットについては当ブログでははっきりと「キッシーショック」と呼んでいますが岸田文雄新総理と言うよりも新総裁選出以降全く良いところは無く、第2週末の後半木曜、金曜と多少戻しましたが、ショックからリカバー出来ると確信にたるネタは何もありませんので来週以降も厳しい状況が続くでしょう。

 

 何時もながらのコメントで恐縮ですが、「ナンの根拠かよくわからないものの」発出されていた緊急事態宣言等は漸く9月末で全面解除になりましたが、「さらに因果関係はよくわからないものの」飲食店への締めつけは段階的にしか緩和されず、影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 10月第2週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の9月末との対比は以下の通りです。

 日米はっきりと格差が付きました。

 

     9月末  1週末 2週末

日経平均  29,452 28,771 28,049(円)

ダウ平均  33,843 34,326 34,746($)

NASDAQ    14,448 14,568 14,579

REIT指数  2071.70  2017.67  2033.50

 

株式資産 Base ▼ 32.4 ▼ 18.4(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの10月に入ってからの株式資産は、前月末に対して沈んだままです。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ△41万円の◯、日本株REIT資産が▼60万円弱の✕という状況です。

 先月末に比べドル円相場は111円台前半から112円前半までドル高になりましたので、米国株式資産は純粋に為替差で△13万円強、ドル建てで△38万円の増という感じでしょうか。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に10月第2週末までを当てはめると、第1週末、第2週末ともに水面下の最初のゾーンに留まりました。

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=45



 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。