出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

(続々)というわけではありませんが、私が累積平均損益率>5%にこだわる理由

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 昨日10月の資産運用報告をさせて頂きました。

 私が運用で一番こだわっている指標は、以下の二つです。

 1. 騰落率(配当除く)      >日経平均

 2. 累計平均損益率(配当含む)  >+5%

 

 この二つが所謂KPI(Key Performance Indicator重要業績指標)です。

 

 騰落率が日経平均以上は比較的分かりやすいと思いますが、累計平均損益率>5%について少し説明していきたいと思います。

 

 毎月月次の報告でご紹介させて頂いている、株式資産の運用成績のグラフと株式資産の推移のグラフを再掲させて頂きますが、この中で私が一番こだわっているのは青色の累計平均損益率です。

株式資産運用成績

資産額推移(株式全体)




 

 

 数字の定義をおさらいさせて頂きます。

 

「単年損益率」=(±当年の評価額増減+受取配当)/(当年年初資産額) %表示

「累計損益率」=(Σ(±各年評価額増減)+Σ(各年受取配当))/(当年年初資産額) %表示

「累計平均損益率」=(1+累計損益率)^(1/経過年数)-1

 

 当年年初資産額とは前年から保有の銘柄は前年年末評価額、当年取得銘柄は取得額の合計です。

 

累計平均損益率については、上のグラフの例で言うと、累計損益率が72.5%なので

1.725^(1/10.83)=1.052・・・累計平均損益率は5.2%となります。

 10.83年とは10年10ヶ月のことです。

 

 資産の推移のグラフのように、積立式に投資をしていますので、年々資産額の増加に伴い損益も徐々に増えていきますので、その損益額の累計は三角形の面積のイメージですので、直近の資産額で割った約2倍が実力と評価できると思っています。

 

 単純な例で言うと、毎年10ずつ11年間積立的に投資をして、コンスタントに10%の利益を上げている場合を考えましょう。

11年間10ずつ積立、毎年10%リターンのケース



 この場合、累積損益は66、当年資産は110ですので、

  累積損益率は   60.0%

  累積平均損益率は  4.4% (1.60^(1/11))

 

 従って累積平均損益率は切りよく+5%を維持できれば、運用成績は年平均10%を維持できると考えています。

 

 なぜ今頃になって年平均10%を・・・

 

 実は、先月あたりまで、自分のブログページを開けると良く「ヘッジファンドダイレクト」という会社の広告が表示されていました。

 

【おことわり】

 当ブログはヘッジファンドダイレクト殿をおすすめするものでも、宣伝するもでもありませんのであらかじめお断り申し上げます。

 

 「ウザい」とは思っていましたが、ヘッジファンドダイレクト殿との契約関係は不明ながら小雪さんのビジュアルを全面に出した広告なので、小雪さんのご尊顔を眺められるのはイヤではありませんので、広告を消して「拒絶」という態度には出ていません。

 

 ヘッジファンドダイレクト殿は小雪さんがアンバサダーをつとめる「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」に参画することになったということで小雪さんを前面に出しているようです。

 

 

 実は、この広告の中で「平均年利10%以上、10年以上の実績がある海外有名ヘッジファンド」を購入したいという個人投資家をサポート・・・とありました。

 

 10%で10年? オレと同じじゃネーか

 

 福澤先生も仰っています・・・

 

 世の中で一番恥ずかしいことは他人と運用を張り合うことです

 

 聞いたことない? 失礼しました。

 

有り難うございました。