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出遅れおじさんです。
今日は朝から気分の悪いニュースを見てしまいました。
目覚め後のルーチンはスマホで米国株のチェックと、フォローさせて頂いている投資系の方々のXのチェックです。
殆どの方の書き込みがこのニュース一色でした。
金融所得を保険料(国民健康保険と介護保険)算定の所得にもれなく算入する仕組みを検討するという話はこれまでも何度も出ては来ておりましたが、2028年度までに可否の検討を行うタイムスケジュールまで明示したのは初めてかもしれません。
しかし、この共同通信の記事・・・悪意の塊のような記事ですね。
あまり長くないので前半部分を引用します。
【引用はじめ】
自民党は、所得に応じて徴収される医療や介護の保険料の算定に、株式配当などの金融所得を反映する仕組みの徹底に向けた議論を始めた。25日、プロジェクトチームの初会合を開いた。現在は確定申告をした人のみ保険料に反映され、不公平との指摘があった。見直しによって未申告だった人の保険料が増える可能性がある。算定の事務を担う自治体の負担が増えるなど課題も多く、2028年度までに可否の検討を進める。
【引用終わり】 太字変換は出遅れおじさん
この記事は、株式投資に関わる税制について全く理解のない上に、「配当所得を受けているのは鼻持ちならない連中」という前提条件の下に、「未申告」という表現で分離課税を選択するのは「ズルい奴」と印象づけようとしています。
配当所得について「分離課税」を選択するか「総合課税」を申告するかは正当な権利なのですが・・・
記事中にも「自治体の負担」などと書かれていますが、凡そ実現できるとは思いません。
それとも、譲渡損益や配当所得の「分離課税」の大原則を破壊しようというのでしょうか。
【お口直しに・・・】
米国時間4月25日の取引終了後アルファベットが1月~3月期の驚愕の決算を公表しました。
売上高、1株利益ともに市場予想を上回り、特に1株利益は市場予想1.51$を25%以上超過した1.89$となりました。
併せて同社は、700億$もの自社株買いと創立以来初めてとなる0.20$の配当界氏を公表しました。
これを受けて時間外取引で同社株は16%以上上昇したとのことです。
エッ? バカが保有銘柄の絶好ニュースに浮かれているだけ?
その通りです。
有り難うございました。