当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
先日の記事
で、ご紹介しましたように、法人には「中間納付」というある意味不条理きわまりない制度があり、地方税については7月下旬に納付を済ませました。

国税については、「納付期限(12月決算なら8月)の月初に「お知らせ」を送付します、とアナウンスされていました。
さすがに、予告通り8月1日早朝に「e-Taxよりお知らせが届いています」とメールが届きました。
メール自体には「申告の参考となる・・・」と書いてありましたが、e-Taxにログインしてみると、モロに「予定申告についてのお知らせ」なる案内が来ていました。
指示に沿って「申告書作成」ボタンを押すと、上記記事と同様、法人税と地方法人税の全て(中間納付すべき税額も)記載された、予定申告書の様式が出てきました。
ただ、幾ら納付すべきかについては、私は多少誤解していました。
弊 出遅れおじさん強欲分配金商会合同会社(仮称)の前年は6ヶ月しかありません。
従って、今回中間納付すべきは前年の税額と同額であると理解していました。
地方税は、決算で締めた結果をベースに算出した地方税額そのものが中間納付額です。
法人税についても、決算書・申告書より算出した前年の税額290.8千円が中間納付額となると理解していたら、e-Taxの中間納付額は、法人税149.1千円(6分の1かける6倍なので端数の切り捨てあり)、地方法人税27.0千円の合計176.1千円でした。
これは、決算書から計算した本来の法人税額(外国税等控除後)から、配当金受取時に源泉徴収されている法人税を差し引いた、申告後の納税額です。
実はそういう事情は全く分かりませんでしたので、「敵」がそう言うなら良いか!と言うことで、納付手続きに進みました。
さすがに(?)国税です。
地方税の時のように、ダウンロードしたままの様式を送付しても「未入力」というエラーは出ません。
あっという間に1日の営業時間には送信が完了しました。
翌2日の土曜日に、e-Taxは営業してねえだろう・・・と開いてみたら、「エラー」というにべもないお知らせが届いていました。
そうです。
地方税の申告の時は全く気にしていなかったのですが、2月に国税・地方税の申告と納付が終わった段階で、マイナンバーカードの電子証明機能を更新していました。
e-Taxの言い分は、テメエが添付した電子署名はオレッチが把握している署名と違うぞ!と言うことでした。
あわてて、新しく電子署名を申告したら、e-Taxは土日も営業しているようで、即日受理。
これを添付して、再申請したら同じく受理されました。
さすがに納税は週明けは月曜日(8月4日)と言うことで、4日に納付を済ませました。
本当に税務当局の「取りっぱぐれはしない」という並々ならぬ執念を感じざるを得ません。
ただ、以前なら「取り返してやる!」と力んでいたのですが、どうも最近の株高で含み益が大きく膨らんでおり、法人税を追納しなければならない状況です。
有り難うございました。