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出遅れおじさんです。
2月28日の米国がイランに大規模な攻撃を行いました。
我が国のマスコミはいつも通り「国際法違反」という非難一色です。
言うまでも無く、主権国家に武力攻撃をし、指導者(イランにおいてはハメネイ師)を殺害することは明確な国際法違反です。
しかし「国際法違反」と一蹴して良いのかは議論があります。
この辺の事情を明確に分かりやすく喩えてくれたのは、経済評論家の上念司氏です。
攻撃直後の月曜日(3月2日)の文化放送の「おはよう寺ちゃん」を初めとして他のネットニュース番組でも話されている内容です。
1.プロレスの試合中に悪役レスラーAがリングを降り、観客に暴行。
2.リング上の正義感のレスラーが「ルール違反、リングに戻れ」と声を上げるが、観客を助けようとはしない。
3.控え室から別の悪役レスラーBが見かねて出てきて、観客に暴行していた悪役レスラーAをパイプ椅子で滅多打ちにする。
ハーバード大学のマイケルJサンデル教授の「これから『正義』の話をしよう」に近い話かも知れません。
悪役レスラーBのやることは明らかなルール違反ですが、彼が出てこなければ観客の被害者はさらに増えていたかも知れません。
この悪役レスラーBを「ルール違反」ととがめることは簡単ですが、違反しなければ救えない命がある事も事実です。
我が国の大手メディアでは不思議なことに上記の「1.」の状況は殆ど報道されていませんが、年明け前後辺りからとてつもないインフレに苦しむ民衆が反政府デモをはじめ、首都テヘランから全土へ広がりを見せますが、司法当局はデモ参加者は神の敵で死刑に値するとし、弾圧に乗り出したとのことでした。
語るのもおぞましいですが、デモ隊に向けて重機関銃を乱射(戦車の装甲も射貫くレベルで人間は木っ端みじんになるそうです)等々、インターネットの接続が遮断されている中断片的に漏れ伝わってきています。
犠牲者は当初BBCの報道では数百と言うことでしたが、「イラン・インターナショナル」という国外に拠点を置く放送局からは万を越えると伝えられており、米国をイラン攻撃に駆り立てました。
当初の米国優勢は圧倒的で、例によって中華製の防空システム等○の突っ張りにもならず「斬首作戦」は一両日で完了しましたが、イランの体制を立て直すには地上軍の派遣も不可避で、トランプ大統領は当初4週間と言っていたようですが、昨日今日には9月という見通しも出ているようです。

そうなると我が国としてはホルムズ海峡の封鎖がどれくらい続くかが最大の関心事ではないでしょうか。
ただ、これに関しても大手メディアはピンぼけとしか言いようのない伝え方をしています。
国内の原油備蓄は200日分以上あるのですがLNGは2~2週間分しか無い・・・
そもそも、天然ガスに関しては我が国の最大の輸入元はオーストラリア、インドネシアで、中東からの輸入は10%程度です。
有り難うございました。