出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【驚愕の決算明暗二題】アドバンテスト と 東京エレクトロンデバイス

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 昨日(10月28日)、取引時間終了後にアドバンテスト<6857>が「驚愕」の26年3月期中間決算を発表しました。

 AI投資の拡大による旺盛な半導体需要の増大を反映推したとのこと。(半導体検査装置の世界シェア50%超の威力でしょう)

 

 

 新参者(本年7月末購入)の株主には驚愕でも、「今までもこんなモン」と言われればお恥ずかしい限りですが。

 

 主な発表結果は以下の通りです。(単位:億円)

 

・中間決算

 売上高  5,267(対前期比 + 60.0%)

 純利益  1,698( 〃   +144.9%)

・年度見通し

 売上高  9,500(対前期比 + 21.8%)

 純利益  2,750( 〃   + 70.6%)

 

 併せて中間配当の増配も公表されました。

 前期中間 19円 → 今回発表 29円

 増配率としては50%超なのですが、昨年の年間配当39円で配当利回り0.18%なので・・・

 

 これを受けて本日(29日)の同社の株価はストップ高となりました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 本日、日経平均は勢い余って51,000円台に乗せました。

 しかし、上げ幅の1,088円のうち、

・電気機器+1,189円(アドバンテスト+1,077円、東京エレクトロン<8035>+105円)

・通信   +198円(「マササン」の会社だけで+207円)

 ですので、この3社を除いた日経222平均(?)は、-200円の下げでした。

 

 

 

 もう一つ逆の意味で「驚愕」の中間決算が本日(29日)取引時間終了後に公表されました。

 永年、愛で、慈しみ、育んできた東京エレクトロンデバイス<2760>です。

 

 

・中間決算

 売上高   962(対前期比 ▼ 13.8%)

 純利益    25( 〃   ▼ 40.1%)前年決算時予想値23億円

・年度見通し

 売上高  2,000(対前期比 ▼  7.6%)

 純利益     72( 〃   ▼ 18.9%)前年決算時予想値70億円

 

 4月の前期決算値より多少純利益は微増です。

 健気にも、中間配当は前年比減配ながら、4月公表の前年度決算時の値より増配することとしています。

 

 前期中間 52円 → 従来公表 32円 → 今回発表 35円

 

 散々下げてきた同社の株価が好転するとも思えないのですが。

 

Yahoo Finance殿サイトより借用


 

 最高値から▼60%以上下落しているのに手放せないのは、それでもダブルバガー状態(取得額平均1,291.6円)で30万円もの「上納金」が惜しいだけなのですが。

 

 株の取引で「損切り」が一番大切とは言いますが、「利益確定」もハードルは高いです。

 

 

有り難うございました。