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出遅れおじさんです。
ゴールデンウイークの狭間に東京エレクトロンデバイス<2760>より決算が発表されました。
拙ブログでは、かっては同社はわざわざ決算発表に先だって「業績修正のお知らせ」と称して業績の上方修正をする等、「不定期開催 『エレデバ祭り』」と称して浮かれていましたが、最近はすっかり様変わりして、「逆エレデバ祭り」になってしまいました。
今回、併せて「期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」(ありがたいことに、65円→67円の増配)が公表されましたが、減収減配決算の破壊力はコレを吹き飛ばすには十分です。
直近の決算状況と次年度の予想は以下の通りでした。(単位:億円)
売上高 純利 1株配当
22年3月期 1,799 50 68.3円(35+33.3)
23年3月期 2,403 87 118.3円(48.3+70)
24年3月期 2,428 99 135円(61+74)
25年3月期 2,163 88 119円(52+67) 今期
26年3月期 2,000 70 96円(32+64) 予想
(1株配当は株式分割後換算)
決算発表は28日(月曜)の取引終了後でしたが、これを受けて本日(30日)は日経平均が上げる中、「悲しい一日」になってしまいました。
同社の株価は、昨年の決算発表以来の下落トレンド(既にピークの64%減!)のボトム域にあります。

「ピークの三分の一まで下落してまだ保有?」
と言う声も聞こえてきそうですが、「売り時を逃した」というよりは「売って良いものか?」むしろ「売って何を買う?」という逡巡の結果でもあります。
26年3月期の配当金で、配当利回りは3.2%であることと、私の取得価格が1,291.6円で騰落率129%ですので、自動的に11%も「お上に上納」せざるを得ないからです。
同社の事業は大きくコンピューターシステム事業(CN)と半導体及び電子デバイス(EC)事業の二分野ですが、約8割を締めるEC事業の元気が全くありません。
EC事業も何れ復活・・・投資家失格でることは重々承知しています。
有り難うございました。