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出遅れおじさんです。
11月分の金融資産の棚卸しです。
11月の最大のイベント米国大統領選挙もマスコミの接戦予想は見事に外れ、トランプ氏の圧勝となりました。また上下院ともに共和党が過半数を確保し、所謂トリプルレッドの状態になりました。
一般的には共和党の政策が通りやすい体制とはなりましたが、多少ねじれていた方が株式市場には好結果という実績もありますが、月末のブラックフライデーを皮切りに年末へのラストスパートと言わんばかりに、ダウ平均やS&P500指数は最高値を更新しました。(NASDAQ総合のみ11月11日の最高値を更新できませんでした)
一方我が国は政治が混迷を極め、国民民主との政策競技により一層の緩和的政策に期待が盛り上がりましたが、不安要素も大きく乱高下からのじり貧状態でした。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、対前月末との比較は以下の通りです。
23年末 10月末 11月末
日経平均 33,464 39,018 38,208(円)
ダウ平均 37,689 41,763 44,910($)
REIT指数 1806.96 1682.36 1662.14
株式資産 Base △ 479.7 △ 430.8(万円)
(対前月▼ 48.9万円)

10月末残高に11月の取得簿価を加算した株式資産合計は4,723.8万円でしたので、対前月末騰落は-1.04%です。
大まかに言うと、対前月は国内株▼95万円、JREIT▼4万円、米国株が△50万円という感じでした。
この一ヶ月で為替はほぼ152円そこそこから149円台後半まで、2.3円近くドル安になりましたので、米国株はドル安で▼25万円の×、ドル建てで△75万円の○という水準でした。
11月 年初来
ダウ平均 +7.1% +19.2%
NASDAQ +5.9% +28.0%
出遅れ -1.0% +10.2%
日経平均 -2.1% +14.2%
JREIT指数 -1.2% - 8.0%
11月に入っても先月同様、年初来でも日経平均に後れをとりました。
早い話が、法人への貸し付けのために売った銘柄と、残った銘柄(最近イマイチ不調な商社株等が中心)であるからに他なりません。
と、例によって長々と言い訳を。
【資産構成】11月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
株式購入 (+0万円)
株式評価増減 (-49万円)
投信の評価増減 (+4万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立取崩し (-5万円) 上記に同じ
株式購入 (-0万円)
受取配当 (+25万円)
企業年金取崩し (-15万円)
非リスク性資産が5万円増加、リスク性資産が40万円減少しましたので、リスク性資産の比率は53.4→53.1%と少し減少しました。

それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 51.1% ▼1.0%(▼ 49万円) △10.2% △148.9%
・投資信託 2.0% △2.0%(△ 4万円) △21.2% △ 33.0%
・預金 20.9%
・企業年金 26.0%
・合計 100.0% △6.2% △ 67.0%
株式の運用成績の、対前月騰落に対して取得来の成績が改善したように見えるのは単純に「売った株」「残った株」のパフォーマンスの違いです。
2024年11月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りで、国内株・JREIT低調、米国株好調を受けて多少海外比率がさらに上昇しました。

申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。