出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

(続)日米ETF定期買い付け・・・今週末デビュー(上場)する「気になるアイツ!」

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 グローバルXジャパン社は、最近矢継ぎ早に東証ETFを上場させてきました。

 昨日ご紹介したグローバルX優先証券ETF(2866 私の呼び名「東証PFFD」)は昨年9月30日に上場されたばかりです。

 

 事もあろうに(?)、河馬仔兄弟(QYLD、XYLD)すら東証版が上場されました。

・グローバルX NASDAQ100カバードコールETF(2865) 2022年9月30日上場

・グローバルX S&P500カバードコールETF(2868) 2022年11月8日上場

 

 2023年1月初旬現在26本ものETFが上場されています。

 

 今更東証版河馬仔兄弟への投資、と言うつもりはサラサラありませんが、それ以外のETFには多少そそられています。

 というのも、個人的には「米国株式」というのはポートフォリオの重要部分として今後とも拡充はしたいのですが、かといって個別株式への投資は急速に熱が冷めてしまっているのも事実です。

 アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)等の「当たりくじ」は幾つかあるものの、気分的にはビヨンドミート(BYND)、リビアンモーターズ(RIVN)等の「ハズレくじ」の方がN数が大きく気分が乗りません。

 (オマエの選択眼が悪いだけ・・・というツッコミは置いておいて)

 

 結局インデックスファンドというのが妥当な選択肢に思えてきているのですが、将来米国で生活する見込みもありませんので、何れ日本円に換金する必要があり、楽天証券等の往復50銭の為替手数料が頭の痛い所で、円建てで運用されるETFに魅力を感じています。

 (決して私はグローバルXジャパンの回し者ではありません)

 

 そんな中、昨年末「グローバルX S&P500配当貴族ETF(2236)」の上場が承認されました。(1月13日上場)

 

 「S&P500配当貴族指数」とはS&P500銘柄のうち、ある水準以上の時価総額・日々の売買代金、かつ25年以上連続増配を継続している40銘柄で構成される指数で、どちらかと言えば「ディフェンシブ」な銘柄中心です。

 

 S&Pグローバル殿のサイトから直近3年分(コロナ直前以降先週末まで)の、S&P500指数($)、S&P500配当貴族指数($)、S&P500配当貴族指数(円)のデータをダウンロードしグラフにしました。

S&Pグローバル殿サイトよりデータをダウンロードしてグラフ化



 ドル建て同士の比較では、配当貴族指数はコロナ後の回復期ではS&P500程の上昇はないものの2022年以降の下落局面での下げは左程では無いようです。

 円建てで見ると明らかに2022年以降のドル高ボーナスが効いて、一人勝ちにも見えますが、これは下駄を履いているだけと言って良いと思います。

 

 円建て同士での比較ですが、S&P500とS&P500配当貴族の長期の比較チャートが日興アセットマネジメント殿サイトにあり、1999年末以降の22年間では圧倒的に配当貴族指数の方が優勢で、投資対象としては魅力的です。

日興アセットマネジメント殿サイトより借用



 国内で同様の配当貴族指数連動を目指す上場証券には、NextNoteS&P500配当貴族ETN(2044)が5年以上の実績もあり、好成績のようですが、やや信託報酬が高いのと、ETNは「裏付けの資産が無い」という一抹の不安がネックです。

 

 と言うことで、13日の上場以降もう少し考えて・・・現段階80%以上、他のETF同様積み立てする気になっています。

 

資金? 

 

 既に積立中のETFも含めて、投資・貯蓄勘定で資金が不足すれば、イマイチ最近元気の無いひふみ投信を少しずつ取り崩すと言うところまで気持ちは決まっています。

 

有り難うございました。