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出遅れおじさんです。
昨夜のニューヨーク市場の下落に反し、東京市場は寄りつきから堅調で、今朝は心穏やかな一日が・・・
と思っていたら、午後の寄りつきから爆下げ。
(「日々の株価の上げ下げに一喜一憂しない」は何処へ行った!! というセルフツッコミは置いておいて)
最初は訳もわからず、ニュース検索をしていたら、「日銀、大規模緩和を修正・・・」(時事)とのおどろおどろしいニュースを発見。
このニュース、配信は12時17分となっているのですが、日銀公表資料
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/k221220a.pdf
によると、
会議終了が11時54分
「当面の金融政策運営について」公表12時1分
さすが! 時事通信さん!! 16分でこれだけの記事が書けるんですか。
と、何やら胡散臭さ満載のような言いぶりですが、これだけ速報できると、
「どこかからリークがあったんじゃネ?」
と、言いたくもなります。
日銀の公表の要旨は、10年債の金利範囲を0%±0.25%から0%±0.5%の範囲に拡大する・・・と言うものでした。
この場合、マイナス側というのは意味が無くて、+0.25%(≒額面価格の99.75%の債権)を売りに出すと、日銀が無条件に購入すると言うものですので、許容範囲を0%±0.5%に拡大すると、日銀が額面のおよそ99.5%まで債権を買ってくれると言うことになりますので、必然的に10年債の利回りは0.5%に収束します。
会見で、「利上げか?」と質問された黒田総裁は「利上げでは無い」と火消しに躍起のようでしたが、少なくとも10年債の利率の上昇を容認したと受け止められても仕方ないと思います。
これを受けて、日経平均は900円近く急落。
為替は+4円、円が急上昇。
どうでも良いですが、さすがに為替は日銀からリリースのあった12時から急変しています。
私個人の株式資産は、本日楽天証券のみで、日本株▼32万円、米国株▼40万円、合計▼72万円、大和証券も合わせると▼80万円ほどの評価損失です。
12月の月初来評価損益はおよそ▼230万円。
本日目出度く(?) 年初来マイナス圏に転落しました。
どうしてくれる! とボヤこうかと思ったら、テスタ氏はこの3日間で3.5億円吹っ飛んだそうです。
他人の不幸を嘗めてみても、蜜の味にはなりません。
【追記】
本田悦朗氏のツイートは極めて判りやすいです。上記報道が如何にいい加減か良く判ります。
安心しました。
有り難うございました。