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出遅れおじさんです。
延々と防衛力強化の、しかも本質論とはほど遠い財源論で、岸田ソーリはヤラカシテくれました。
防衛力強化については、本来我が国国民の命や財産を守るためにどうするべきか、と言う本質論を置き去りにして、故安倍総理が提起した防衛予算のGDP2%、これもロシアのウクライナ侵攻等の環境変化に対処すべき単なる問題提起であったのですが、いつの間にかこの2%が自己目的化され、海保予算や研究開発費などで2%を取り繕うと言うトンデモ議論に発展してしまいました。
しかも、その財源の確保が主要課題となってしまうと言う馬鹿げた話になってしまいました。
読売新聞の
によれば、岸田ソーリは5年後の2027年でGDP比2%(11兆円規模)を達成するために、
・歳出改革
・剰余金の活用
・国有資産の売却
を進め、更に不足するとみられる年間1兆円程度は、新たな税収で手当・・・
?
岸田ソーリ!!
何やってんですか?
アナタ! 財務省のシナリオ通りじゃ無いですか!
一応、財源捻出に努力はするが、足りなければ増税?
財源捻出って言ったって、決して外為特会の100兆円を越える財源については頬被りして、型どおりの「ヤッテル感」だけだして、増税の予防線を張る。
何故外為特会を取り崩すと言えない!!
(過去の記事
で、書きましたように、変動相場制の国で何故こんなに財源が必要?)
子孫に国土や社会インフラを残すのに、何故新たな国債発行と言えない!!
(ロイターのコラム
にありますように、資産と相殺すれば我が国の財政は今だ健全とIMFも認めています)
何故三年毎の国債償還費を充当すると言えない!!
(無用に3年ごとに償還するから、国債償還のための20兆円もの予算が必要)
支持率低下でお尻に火が付いたのか、と思いきや、何時もの財務省シナリオを辿っているだけじゃ無いですか。
ダメダ! コリャ!
有り難うございました。