出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

安倍晋三元内閣総理大臣国葬儀雑感

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 9月27日に安倍晋三内閣総理大臣国葬儀が無事執り行われました。重大な妨害事案や事故等無く、取りあえず安心しました。

 

 中一日おいて、初期の報道等も一回りしましたので、私なりの感想を纏めてみたいと思います。

 

【不覚にも落涙、菅義偉前総理の弔辞】

 全体として厳かなよい国葬儀でしたが、中でも菅前総理の友人代表としての弔辞は圧巻でした。

 仕事人、菅氏らしい木訥とした語り口で語る安倍元総理への思いは聞く人々の感涙を呼びました。私も思わず目頭を拭い鼻をすすってしまいましたが、隣の家内に気づかれなくて何よりでした。

 増上寺の安倍家の葬儀での麻生太郎副総裁の弔辞も感涙ものでしたが、安倍氏の人柄によるものでしょう。

 

 何より驚かされたのは、菅氏の弔辞の後、会場で拍手が沸き起こったことでした。

 葬儀の場で拍手など本来もってのほかですが、会場にいた方のツイート等見ると海外の来賓席辺りから拍手が始まり、場内全体に広まったそうです。

 なかなか秀逸な同時通訳(事前に原稿を翻訳?)で、ストレートに菅氏の思いが伝わったのでしょう。

 

 しかし世の中には下衆極まりないコメントをする方がいるようで、当ブログでもお馴染み(?)の、T朝のTM川氏が翌日の出演番組で、菅氏の弔辞を「広告代理店の仕掛け」と酷評したそうですが、早速翌日(即ち本日29日)番組で訂正謝罪したとのことでした。

 TM川氏はゲストコメンテーターでは無く、T朝の社員として番組に出演しているので、何らかの処分が求められると思います。

 

 TM川氏は、ウクライナの早期降伏を主張する等問題発言はありましたが、それは個人の主張として表現の自由の範囲とは思いますが、私が記憶する限り、他にも団体や個人を愚弄する発言を繰り返しています。

 

 以前、当時内閣官房参与高橋洋一氏が我が国と欧米のコロナの感染状況を比較し、「さざ波」表現した折、同番組にて「国家から給与を貰っておきながら・・・」と批判しましたが、未だに謝罪も訂正も無い、とツイートされています。

 因みに、高橋氏は無給だったそうです。

ツイッター画面より(伏せ字の意味無し!!)



【ノイジーとサイレント どちらがマジョリティ?】

 国葬儀は、無事に・・・と書きましたが、国葬反対派の当日の集会等は目に余るものでした。

 集会や活動の自由は認められるべきとは思いますが、ある団体は「音の出るものをもって集合」と言っていたそうで、葬儀の場での鳴り物による妨害行為は「表現の自由」を逸脱していると言わざるを得ません。

 マスコミは基本的には今回の反対集会は主催者発表の15,000人のみを報じていますが、それ程の人数ではないという指摘もあります。

 

 一方、一般献花に訪れた方の数は20,000人を越えたと言われていましたが、単に「長い行列」という以上の表現はあまりありませんでした。

 

 BBC初めとした海外のマスコミも日本のこれまでの報道ぶりから想像していた以上に、献花の長蛇の列に驚いていたようです。

 

 また以前当ブログの記事、

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介した、「デジタル献花」も献花が50万人を越えたとのことで、主催の方がいくつかの番組の取材を受けたようですが、全く放送されなかったとのことです。

 

 どちらがマジョリティか? マスコミの世論調査の欺瞞にそろそろ気づいてもよい頃では無いかと思います。

 

国葬儀反対派の欺瞞】

 「弔意を強制するな」と言いながら他人の弔意を妨害するのは止して欲しいです。

 

 「16億円も無駄遣いするな」と言いますが、野党が空転させる国会の経費の無駄の方が遙かに多額です。

警備費・接遇費の基本的部分は所管官庁の本来予算に含まれているはずですので、国葬儀実施による実質的増分はもっと少ないはずです。

(政府の説明にも問題あり)

 

 国葬の法的根拠?」を問いかけるなら裁判所に訴えればよいのでは、と思いますが各地で門前払いを食らっているようです。即ち法的に問題が無いことは司法も認めています。

 

 有り難うございました。