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出遅れおじさんです。
これまでも何度か記事にしておりましたが、豪州の資源会社BHP(ADRティッカー BHP)は石油・ガス系事業を担当する子会社のBHPペトロリアムインターナショナルをスピンオフし、同じく豪州のウッドサイドペトロリアム(ADRティッカー WDS)と合併しました。(合併後はウッドサイドエナジーGrと改称)
この結果として、米国ADRの保有者に対しては、BHP1株あたり、0.3614株のWDS株が支給されることとなりました。
これに伴う一連の段取りは以下のように実施されました。
6月2日:BHP株式29株が「特定口座」→「一般口座」へ払出
後日送付された払出通知書によると、取得価格はほぼ私の購入価格のまま
6月9日:WDS株10株が「一般口座」へ入庫
29株✕0.3614=10.4806株
6月23日:WDS株の端株処分相当額11.74$が入金
6月24日付けの「外国株式に掛かる入金通知」なる「重要なお知らせ」によると、別途受け渡し計算書を送付頂けるようですので、それを見てからの話・・・・
「ンッ?」
「11.74$ ?? 24.42$ * 0.4806株 = 11.74$ ??」
(正しくは11.74$÷0.4806株=24.42$)
合併後のWDSの株価は最高値25.56$(6月9日)、最安値は20.77$(6月24日)ですので、そこそこの良い値段で売ってくれたのは涙が出るくらい嬉しいけれど・・・
来週送ってくる「受け渡し計算書」には、
「この値段で売ってやったからナ! 後は テメーで確定申告シロ!!」
って、書いてあるんでしょうね。
全く源泉徴収されていない様子なので、端株の処分は配当扱いとはならなかったようです。
SBI証券ではWDSの取扱が無いようで、すべて支給株式の売却益を配当扱いとして、国内税は源泉徴収されているようです。
上記の記事でも書きましたが、SBI証券、マネックス証券とも特定口座で保有しているご本尊(BHP株)は特定口座のままのようです。
余所の米国株扱いの証券各社に比べて、楽天証券のサービスの悪さにはホトホト呆れかえっています。
(確定申告で入力する様式が一つ増えるだけですが・・・)
ただモノは考えようで、現物支給の10株を売却するにしても、端株の売却益にしても、20.315%の源泉徴収がなされませんので、フルにドル資金として(タカが200$代ですが)購入に回すことが出来ます。
年明けの確定申告では、例の「グロースすると思っていた三兄弟」(BYND、AFRM、RIVN)の売却損と相殺してもあまり有る状態です。
で、恭しく一般口座に鎮座しているWDS株式10株は売却してBHPに乗り換えることにしました。
「WDSのあのチャートを見て、この状態でも売るのか?」
という声も聞こえそうですが、WDSに限らずエクソンモービル(XOM)を初めとした石油株は押し並べて6月の上旬をピークに20%近く下落しています。
同じ資源株の誼み(?)で、BHPも同じく6月上旬から20%下落していますので、タイミングを見計らっても致し方ないと言う気がしています。
久しぶりに、週明けの月曜日が待ち遠しい・・・
自由人の特権です。
有り難うございました。