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出遅れおじさんです。
トヨタ自動車(7203)より配当金を頂きました。
5月第2週の11日に公表された同社の2022年3月期決算と過去の売上高、純利益、1株配当の推移は以下の通りでした。(単位:億円、1株配当:円)
同社は2021年10月1日付けで1株→5株に分割しており、今回が分割後初めての配当ですが、過去に遡って分割後の配当に換算しています。
売上高 純利益 1株配当
19年3月期 302,256 18,828 44円(20+24)
20年3月期 299,299 20,761 44円(20+24)
21年3月期 272,145 22,452 48円(21+27)
22年3月期 313,795 28,501 52円(24+28)今期
23年3月期 330,000 22,600 - 予想
コロナ禍をものともせず、とでも言いたげな増益ぶりです。
販売台数の推移は以下の通りでした。
19年3月期 8,977千台
20年3月期 8,955 〃
21年3月期 7,646 〃
22年3月期 8,230 〃
23年3月期 8,850 〃(予想)
販売台数の谷底であった21年3月期は19年3月期に対し約14.8%減でしたが、売上高はほぼ10.0%減、逆に純利益は19.2%増!
ドンダケ強気な・・・いや、同社公表資料にある「営業面の努力」の成果でしょう。
因みに今期は19年3月期に比べ、台数8.3%減、売上高3.8%増、純利益51.4%増!!
こうなると、強気を通り越して・・・(失礼しました)
さすがのトヨタも、次年度(23年3月期)は原材料高の悪影響は受け入れざるを得ないようで、増収ではあるものの、20%強の減益の見通しとしています。
同社の株価は、株式分割を公表した前期決算発表(2021年5月)以降、旧株価10,000円の大台を意識した買いが優勢となり、分割直前に10,000円(分割後株価2,000円)に到達しました。
その後も順調に上げ、最高値2,475円をつけましたが、1月には生産計画下方修正で下げ、3月初頭には日経平均の暴落に引きずられ、5月中旬は自らの上記決算発表で下がる・・・とは言いながら、株価分割時点の2,000円台を一瞬割れただけという状況です。
今期の配当実績で配当利回りは2.5%です。
来期の配当については何時もながら「未公表」という状況ですが、配当性向が30%を切る状況ですので、気長に付き合うという気持ちでいようと思います。
減配で狼狽売り・・・という恥ずかしい状況にならなければ、と思います。
有り難うございました。