当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
4月分の金融資産の棚卸しです。
4月のトピックスは、日本ではゴールデンウイーク中ですが、5月月初に開かれるFOMC(連邦公開市場委員会)での利上げ幅に関する疑心暗鬼に踊らされて月末を迎えてしまった事に尽きるでしょう。
「火消しおじさん」改め「手のひら返しおじさん」ことパウエル議長が、
「0.5%上げも、あっからナ!・・・」
と卓袱台までひっくり返してしまいました。
そしてそれに追い打ちを掛けるかのように、「成長」産業の旗手であったアマゾン(AMZN)が7年ぶりに赤字決算を発表しました。
国内では、岸田ソーリの経済対策が、「遅い! ショボい!」の悪評(事前に想定されたことではありますが)満載でしたが、日米の金融政策差によって急速に円安が進行し、一気に130円台に乗せました。
日経新聞中心に「悪い円安」論は喧しいですが、連休明けに続々と控える2022年3月期決算は期待が持てるのでは・・・
ある意味、現実逃避的な思考に陥っています。
私の株式資産に関しては、寅年は1月2月と連続でマイナススタートの後漸く3月にいたって対前年末プラスに転じたところですが、4月は「セル・イン・メイ」へ向けての飛躍とはならず月次ではマイナス、対前年末に対しては辛うじてプラス圏に留まりました。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(毎度のコメントで恐縮ですがREIT,ETF含む)の対前年末、及び対前月の実績は以下の通りです。
21年末 3月末 4月末
日経平均 28,791 27,821 27,821(円)
ダウ平均 36,338 34,678 32,977($)
NASDAQ 15,644 14,220 12,334
REIT指数 2066.33 2003.04 1997.66
株式資産 Base △156.4 △ 74.1(万円)
(対前月▼ 82.3万円)
各週ごとの推移はグラフの通りで、金利上昇を警戒、さらにはアマゾンの赤字ショックでNASDAQは一直線の下落ペースでした。
大まかに言うと、対前月は国内株▼2万円、REIT▼16万、米国株が▼64万円という感じでした。この一ヶ月で為替はほぼ122円から130円まで8円も円安になりましたので、米国株は円安で△98万円の◯、ドル建てで▼162万円の✕という水準でした。
【資産構成】
4月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)
株式購入(約+55万円)
株式評価増減(約-82万円)
投資信託の評価増減(約+133万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立による取崩し(-10万円) 上記に同じ
株式購入による取崩し(約-55万円)
リフォーム関連備品購入(約-25万円)
受取配当(+7万円)
企業年金支給による取崩し(-9万円)
非リスク性資産が92万円減少、リスク性資産が116万円近く増えましたので、リスク性資産の比率は54.1%へとまた少し上昇しました。
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 36.6% ▼2.1%(▼ 82万円) △ 2.7% △45.3%
・投資信託 17.5% △7.4%(△133万円) △ 1.3% △23.8%
・預金 21.4%
・企業年金 24.5%
2022年4月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りです。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。