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出遅れおじさんです。
アマゾン(AMZN)が2022年1/四期(1~3月期)の決算を発表しました。
大方の予想を裏切るとまでは言いませんが、2015年3月期以来の7年ぶりの赤字決算でした。
売上高 1,164.4億$(予想 1,164.6億$)
1株利益 ▼7.56$(予想 △8.37$)
併せて発表された2/四期(4~6月期)の売上げ見通しも市場予想1,245.8億ドルを下回る1,160~1,210億ドルに留まるとのことでした。
主だった原因として、インフレの煽りを受けての倉庫費用の高騰等が影響しているとのことですが、同様に消費者も支出の抑制に舵を切っているようで上手く価格転嫁が出来ていないのではと思われます。(以上ロイターの報道ベース)
インフレ下とはいえ、人件費や燃料費等のコストプッシュ要因を適正に価格転嫁するためには、稼働率を上げるしか無く、市場の寡占化が進みつつある中では、ここが「成長の限界」か、とも思えなくはありません。
一方アマゾンは利幅の薄いe-コマース事業の他にも「アマプラ」等のクラウド事業にも事業分野を拡大していますが、メタプラットフォームス(FB 旧フェイスブック)の苦戦に見られるように、競争激化のさなかです。
上記のような八方ふさがりのなかで、28日こそ株価は上昇を見せましたが、今回の決算発表を受けて時間外取引では10%近く下落しています。
一時は4,000ドルを伺う株価水準でしたが、3,000ドルを切る有様です。
以前から
の記事でご紹介しましたように、アマゾン株の扱いには頭を痛めています。
最初の購入は、2016年1月に平均取得価格640.6$(手数料込み)で5株、次の購入は2018年5月に同じく948.3$で5株でした。
かれこれ8株を売却し、アルファベット(GOOGL)やエイリス(ARCC)に化けていますので、十分成果を上げてきたとは評価しています。
たかが2株、されど2株では有ります。(もうじき40株になりますが・・・)
有り難うございました。