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出遅れおじさんです。
ロシア軍のウクライナ侵攻は端緒からほぼ一週間が過ぎましたが、プーチンは常軌を逸した暴挙に出ました。
あろう事か市街地への無差別攻撃や非軍事施設への攻撃で民間人の犠牲者も急激に増えてきました。
報道によれば、プーチンは当初二日間の攻撃で雌雄を決して政権転覆を計る心づもりだったようですが、想定外のウクライナ軍の反撃とロシア軍の補給の乱れや上がらない士気の影響等有り、一週間を経ても目的を達成できておりません。
ロシア軍は正攻法(独立した隣国へ侵攻すること自体非常識な手段ではありますが)では無理とみるや、民間人や非軍事施設への攻撃を強め、
「被害を増やしたくなければ降伏せよ」
というとんでもなく卑怯な恫喝に出ました。
民間人が攻撃の対象になるとウクライナも停戦協議で、民間人の避難ルートの確保と避難の間の停戦を勝ち取るのがやっとの状態に追い込まれつつあります。
案の定、我が国でも、「民間人の安全のために、ウクライナは矛を収めよ。政治の責任だ!」と堂々とロシアのプロパガンダを垂れ流す輩が現れました。
T朝のTM川さんです。
それ自体が是か非かは別として、国民の総意で選ばれたウクライナ政府が「矛を収める」選択をするなら尊重せざるをえないと思いますが、外野から言い出すのはまさにロシアの手先と言われても仕方ないと思います。
このやり方を許せば、第二次世界大戦後(正しく言うと大戦前からハーグ陸戦条約で民間人への攻撃は禁止されています)の秩序を木っ端微塵に粉砕するものです。
あの国と対峙する日本人ならこれを許せば「明日は我が身」という危機感は無いのでしょうか。
プーチンは尋常な判断が出来なくなっているのではとも伝えられていますが、ウクライナが何処の国とも同盟関係を結んでない以上、直接的なウクライナへの戦闘支援は期待できませんが、武器・機材の供与やロシアに対する経済制裁で支援するしか有りません。
我々としてはウクライナの勝利と、プーチンへの国際軍事裁判での断罪を期待したいと思います。
罪状?
言うまでもありません、「平和に対する罪」です。
ウクライナに栄光あれ!
有り難うございました。