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出遅れおじさんです。
昨年の5月以降、QYLD(グローバルX NASDAQ100カバードコールETF)にハマり、11月に入ってからXYLD(同S&P500カバードコールETF)と、*YLDなるワルーいオモチャに取り憑かれてしまった自制心の無いオトコは、月末になるとグローバルX社のサイトで、「今月の分配金」をチェックし月開けの分配金再投資に向けて「捕らぬ狸の皮算用」に勤しんでおります。
12月分の分配金は休暇等の関係も有り、基準日が31日、分配日が年明け7日と言うやや変則スケジュールでしたので、正月明けに分配予定を見てみるとQYLDはほぼ通常月の倍以上の驚愕の分配予定となっていました。
QYLD分配金推移
2021年9月分 0.190247$(10月月初入金 以下同)
2021年10月分 0.196591$
2021年11月分 0.224600$
2021年12月分 0.499377$(今回 !!)
XYLD分配金推移
2021年9月分 0.370025$(10月月初入金 以下同)
2021年10月分 0.345132$
2021年11月分 0.364600$
2021年12月分 0.457700$(今回)
XYLDの方は過去にも0.4$台半ばの分配はでているので驚くこともありませんが、QYLDは対前月比、対前年同月比何れも120%増です。
QYLDに限らず同社のETFの分配金は、純資産(NAV)の1%及びオプションプレミアムの半分の小さい方を上限とするとされていますので、どれだけべらぼうなオプションプレミアムが付こうともNAVの1%(≒株価の1%)を越える分配金は出ないはずです。
例えば、QYLDの投資口価格は22~23$程度なので0.23$がほぼ上限。XYLDは投資口価格が50$強なので、0.5$を越えるくらいが上限です。
こういう場合は「あの方」におすがりするしか有りません。
高配当ETFに非常に詳しく、尊敬する「たかにん」様のブログを覗いてみましたが、当初はQYLDの分配金の事実関係だけを紹介する記事があったのみでした。
1月3日になって
と言うことで記事が更新され、ご丁寧に解説して下さいました。感謝至極です。
「たかにん」様の解説によると、長期短期のキャピタルゲインの日々の集計で分配すべき金額を決定しているが、税金の計算が複雑なため年末に年次会計が確定した段階で超過分配が生じる事もあるということです。
確かに「たかにん」様の記事の中にはXYLDでも過去に上限を超えた分配金が年末に支払われた例があるとのことです。
併せて、私は保有していませんが、オプションプレミアムを半分としてキャピタルゲインとインカムのいいとこ取りをしようとするQYLG、XYLGというETFの今月の分配はそれぞれ上限の9.5倍と6.7倍の分配となっているようです。
「たかにん」様が提示されたグローバルX社の資料は2020年9月の資料で、ここまで調べきれる調査能力には脱帽するしかありません。
貴重な情報に重ね重ね御礼申し上げたいと思います。
ただ、今回予定している新年の「買いオペ(と言うほどのものでもありませんが、QYLDとXYLDの買増を予定)」には若干のお助けにはなると期待していますが、大幅分配増の御利益は来年を期待したいと思います。
このチャートは「買い時」と呼んでいます。
有り難うございました。