出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

11月第3週の資産運用報告・・・11月は安泰どころか薄氷の・・・

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 11月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 第3週の米国市場は、前週に発表された消費者物価指数が前年度月比6.2%と民間予想5.9%を大きく上まわった事に加え31年ぶりの上昇率となったことにより、インフレ懸念が一層強まった他、ヨーロッパでのコロナ感染再拡大の兆候を嫌気し、株価は低調に推移しました。

 尚、来年2月に人気を迎える「火消しおじさん(出遅れおじさん命名)」ことパウエル議長の後任人事は、パウエル議長とハト派のブレイナード理事の二人に絞られたとの観測が広まり、市場には安心感が広がりました。

 NASDAQ総合指数は長期金利の低下を好感したのか堅調に上げ続け、19日には終日16,000ポイントを上まわり、終値でも16,000を突破しました。

 

 国内では、11月19日に第2次岸田内閣による経済対策が閣議決定されましたが、余りにも「ショボい」と言わざるを得ず、対策の内容が伝わった18日には一旦日経平均は大きく上昇しましたが、内容に対する失望からか徐々に値を下げました。

 この不満については、明日以降纏めて「ぶちまけ」たいと思います。

 

 11月第3週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の10月末との対比は以下の通りです。

 

     10月末 1週末 2週末 3週末

日経平均  28,892 29,611 29,609 29,745(円)

ダウ平均  35,819 36,327 36,100 35,601($)

NASDAQ    15,498 15,971 15,860 16,057

REIT指数 2092.94 2093.64 2060.45 2058.37

 

株式資産 Base △32.2 △16.2 △13.3(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの11月に入ってからの株式資産は、先週に引き続き辛うじて週末にはプラス圏を維持しました。

 ここ2週ほど、週半ばには前月月末水準を割り込み、週末に帳尻合わせで水面から首を出すと言う状況が続いています。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼6万円の✕、日本株REIT資産が△19万円の◯と言う状況です。

 先月末に比べドル円相場はほぼ114円から114円前半とややドル高という状況でしたので、米国株式資産は純粋に為替差で△2~3万円円の◯、ドル建てで▼10万円弱のの✕という感じでしょうか。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に11月第3週末までを当てはめると、プラス側最初のゾーン左端の近づき、まさに「触れなば落ちん」と言うくらいの位置に来ました。

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=46



 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。

 

 先週は、私自身の過去5年のデータでも対前月騰落で11月は4勝1敗、平均値では60万円の◯と言う成績で、当面「買い」は無い等と大口を叩きましたが、対前月13連騰も怪しいと言わざるを得ない状況です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。