出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

11月第2週の資産運用報告・・・先週大口を叩いた割には、薄氷のプラス圏維持

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 11月第2週末の資産状況のご報告です。

 

 第2週の米国市場は、相変わらずインフレ懸念が強く、「火消しおじさん(出遅れおじさん命名)」ことパウエル議長の第1週末会見の「インフレは一時的」という火消し発言が、断定口調から「一時的と予想される(to be expectedを付加)」にトーンダウンしたことが、改めて蒸し返され各指標とも下げに転じ、ようやく金曜日に多少戻したと言う状況でした。

 

 国内では、11月10日に第2次岸田内閣が組閣され、改めて本格的な政権運用を開始するに当たっての記者会見で、懸案であった給付金等の案が提示されましたが、想定の範囲を超えず拍子抜けするほどの低水準でした。

 各企業の決算発表も強気でしたが、逆にすでに折り込まれていたのか思うほど伸びていないという印象です。

 週末に日経平均が300円を超えて上昇したのは、経済ニュースを見る限り、オプション取引のSQ決済日に当たっていた影響のようです。

 

 11月第2週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の10月末との対比は以下の通りです。

 

     10月末 1週末 2週末

日経平均  28,892 29,611 29,609(円)

ダウ平均  35,819 36,327 36,100($)

NASDAQ  15,498 15,971 15,860

REIT指数 2092.94 2093.64 2060.45

株式資産 Base △32.2 △16.2(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)

 私 出遅れおじさんの11月に入ってからの株式資産は、第2週は各指標の勢いも失速気味で辛うじて週末にはプラス圏を維持しました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼11万円の✕、日本株REIT資産が△27万円の◯と言う状況です。

 先月末に比べドル円相場はほぼ114円弱と大差有りませんでしたので、米国株式資産は純粋に為替差でチャラ、ドル建てで▼11万円の✕という感じでしょうか。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に11月第2週末までを当てはめると、プラス側最初のゾーン左端、「触れなば落ちん」と言うくらいの位置に来ました。

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=46



 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。

 

 先週は、私自身の過去5年のデータでも対前月騰落で11月は4勝1敗、平均値では60万円の◯と言う成績で、当面「買い」は無い等と大口を叩きましたが、対前月13連騰も怪しいと言わざるを得ない状況です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。