当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
ブログ執筆の効果として、過去の記事
で、ご紹介しましたように、つまらない「モヤモヤ」を文章にして書き、後で第三者的視点も加味して読み返すと、妙に頭がスッキリとして、
「ナンデこんなしょうも無い事で悶々としていたんだ!」
次のステップに移れることが良くあります。
一昨日の記事
で取り上げましたように、iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)の分配金が低位安定してしまっている件についても、一夜明けると妙にスッキリして悩むこと無く全口売却、全額先週後半くらいから国内の証券会社でも取り扱いが始まったばかりのグローバルX S&P500カバードコールETF(XYLD)を購入しました。
【PFF売却】
単価✕数量 39.14$✕100口
39.142$✕120口
手数料 22.05$
受取額 8,588.99$
【XYLD購入】
単価✕数量 50.61$✕169口
手数料 22.00$
受取額 8,575.09$
まず、売却したPFFのパフォーマンスは以下の通りです。
【米ドル建て】
総投資額 8,451.57$
売却額 8,588.99$
手取分配額 2,222.77$→トータルリターン27.9%
【日本円建て】
総投資額 994,054円
売却額 977,427円
手取分配金 244,047円→トータルリターン22.9%
最初の購入時期は2015年で、円ドルレートは117円~120円くらいでしたので円建てのほうが成績は低くなっています。
その後徐々に追加購入しましたので単純に6年間で1/6乗でみるのも如何かと思いますが、年率はドル建てで4.19%、円建てで3.50%でした。
新たに購入しましたXYLDはQYLDと同じグローバルX社が運用するカバードコールETFで、QYLDがNASDAQ100、XYLDがS&P500を投資対象としているという違いだけです。
カバードコール戦略とは、毎月自分の保有株式と同規模のコールオプション(その価格で買う権利)を売り、値上がりした場合はその差額の一部(オプションプレミアム)を受け取る取引です。
単純に言えば、QQQ等のETFが庭木の生長を楽しむのに対して、庭木を剪定するかのように分配を享受すると言えば良いでしょうか。
何故、QYLDでは無くXYLDを購入したか、については、
「分散投資ですよ!」
と大声で言いたいところですが、実はNASDAQ100とS&P500の上位構成銘柄は殆ど同じです。
ぱっと見た限り、上位10銘柄を見ると、NASDAQ100にあって、S&P500にないのはペイパルとアドビ、逆にS&P500にあってNASDAQ100にないのはバークシャーハサウエイとJPモルガンチェースくらいでしょう。
ただ上位10銘柄のシェアはNASDAQが50%強、S&P500で30%弱と言うことですので、多少分散効果があると言うくらいでしょう。
QYLDにドップリ浸かるのは・・・という自分に対する言い訳くらいの意味しかありません。
QYLDとXYLDはどちらも2013年に運用開始されている「兄弟」のようなものですが、運用資産規模はXYLDの方が小さく、何故今月2021年11月になるまで国内で取り扱いが無かったのかは良く判りません。
今月取り扱いが始まったばかりのETFにいきなり飛びつくのは、「浅薄」の誹りを受けかねませんが、ションボリと損切りしてしまうか、左団扇で老後を過ごせるのかは逐次運用状況をご報告しますので暖かく見守って頂きたいと思います。
【御礼】
末尾になりましたが、XYLDは取り扱いが始まったばかりでグローバルXジャパン社のサイトにも紹介が無く、米国GlobalX社のサイトしか情報源がありませんでしたので、何時も情報収集をさせて頂いている「たかにん」様のブログ
を参照させて頂きました。
厚く御礼申し上げます。
有り難うございました。