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出遅れおじさんです。
常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、
・長期保有
・配当重視
ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。
11月第1週末の資産状況のご報告です。
第1週のトピックスは、米国FOMC(連邦公開市場委員会)で11月からのテーパリング(量的緩和の縮小)が正式に決定したことに尽きるでしょう。このペースで行けば2022年中には縮小が完了し、「次は利上げ!」と眼を輝かせている解説者の皆さんもいるようで、洋の東西を問わず、タカ派というか緊縮がお好きな方が多いようです。
例によって「すぐに利上げが出来る状況では無い」と「火消しおじさん(出遅れおじさん命名)」ことパウエル委員長から火消し発言が飛び出して以降急速に株価は上昇を初め、NASDAQ等は連日の最高値更新が続きました。
週末発表の雇用統計も好調でした。
国内では10月31日の総選挙で実質的に自民党が大勝したために日経平均は一気に30,000円を伺う水準の攻防となりました。
企業の決算発表も強気でしたが、逆にすでに折り込まれていたのか思うほど伸びていないという印象です。
11月第1週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の10月末との対比は以下の通りです。
10月末 1週末
日経平均 28,892 29,611(円)
ダウ平均 35,819 36,327($)
NASDAQ 15,498 15,971
REIT指数 2092.94 2093.64
株式資産 Base △32.2(万円)
私 出遅れおじさんの11月に入ってからの株式資産は、第1週は各指標の勢いに乗って対前月末32万円強の上昇となりました。
対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼4万円の✕、日本株REIT資産が△36万円の◯と言う状況です。
先月末に比べドル円相場はほぼ114円から113円台前半に下げましたので、米国株式資産は純粋に為替差で▼7万円、ドル建てで△3万円の増というかほぼ変化無しという感じでしょうか。
私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に11月第1週末までを当てはめると、プラス側最初のゾーンに来ました。
ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。
11月は過去のアノマリーで言うと年末ラリーへ向け上昇の月です。「モーサテ日記」とタイトル付けするほどのものではありませんが、週末のモーサテで最も信頼しているコメンテーターであるホリコキャピタルの堀古英司氏が、11月以降株価が上昇する理由について、米国の税制上10月末を決算にしているファンドが多く、10月末までは「精算売り」が出やすく、11月以降は上げ基調になりやすいという、極めて明快な理由を挙げていました。
私自身の過去5年のデータでも対前月騰落で11月は4勝1敗、平均値では60万円の◯と言う成績です。年内の「買い」は無いと思っています。
(勿論投資は自己判断でお願いします)
相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。
有り難うございました。