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出遅れおじさんです。
10月分の金融資産の棚卸しです。
10月の米国株式のハイライトは、物価上昇は一時的と言ってきていた「火消しおじさん(私の命名)」ことパウエル議長も物価上昇は暫く続くと認めざるを得ず、景気回復は今ひとつ足踏み状態ななことから、ついに「スタグフレーション」と言う言葉がささやかれるに至ったことでした。
ただ、テーパリングのスケジュールが明確となって以降、「憑き物」が落ちたかのように10月下旬には米国株式3指数とも最高値を記録しました。
国内では、9月末の自民党総裁選挙で、高市氏の3位が確定したとたんに「逆ガースーショック」で30,000円を超えていた日経平均は一気に下落しました。
私はこれを「キッシーショックと呼んで来ました。
岸田新総理の周りには財務省の影が見え隠れし、いずれ緊縮という失望感が漂っていました。
一方、10月に入り、早期の衆議院解散総選挙が現実のものとなると、自民党選挙公約が比較的高市色が強かったため株価は持ち直しも見られましたが、与党単独過半数割れの報道に押されたのか上値は重い展開でした。
25日から首都圏等の飲食店の営業時間短縮要請は解除され、好調な中間決算も併せて膨らむ期待と、総選挙の行く末を案ずる気持ちが入り乱れ、月末は冴えない展開となりました。
私の株式資産に関しては、国内株式は絶不調に近い状態でしたが、米国株の好調ぶりに助けられ対前月の騰落は55万円のプラスを維持できました。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(毎度のコメントで恐縮ですがREIT,ETF含む)の対前年末、及び対前月の実績は以下の通りです。
20年末 9月末 10月末
日経平均 27,444 29,452 28,892(円)
ダウ平均 30,606 33,843 35,819($)
NASDAQ 12,888 14,448 15,498
REIT指数 1783.90 2071.77 2092.94
株式資産 Base +631.8 +687.4 (万円)
(対前月+55.5万円)
各週ごとの推移はグラフの通り、日米の指標ははっきりと二分化されたと言っても良いでしょう。
大まかに言うと、対前月は国内株▼47万円、REITが△5万、米国株が△97万円という感じでした。この一ヶ月で為替は111円後半から113円後半へと2円ドル高になっていますので、米国株はドル高で△28万円、ドル建てで△70万円という水準でしょうか。
【資産構成】
10月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)
株式購入(約+98万円)
投資信託の売却(約-793万円)
株式・投資信託の評価増(約+43万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立による取崩し(-10万円)
株式購入による取崩し(約-98万円)
投信売却による受入れ(約+793万円)
受取配当(+6万円)
企業年金支給による取崩し(-)
今月はダイワ日本国債ファンドの全数売却が効いて、リスク性資産の構成比率は53.4%から47.5%へと大きく減少しました。
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 31.7% ◯1.1%(+56万円) ◯25.3% ◯41.4%
・投資信託 15.8% ✕1.2%(-13万円) ◯17.7% ◯30.3%
・預金 29.0%
・企業年金 23.5%
2021年10月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りです。
こちらも同様に、ダイワ日本国債ファンドの売却により国内債券の比率が大幅に低下しました。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。