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出遅れおじさんです。
日本リート投資法人(3296 以下日本R)から分配金をいただきました。
日本Rは不動産情報ポータルサイトの分類上は「総合型」と位置付けられていますが、アセットタイプは事務所が71.6%、残りは住居25.2%、と商業施設3.2%(2物件のみ)で、実質的には事務所型リートと呼んでも差し支えないと思います。
しかも殆どが首都圏立地で、73.3%が23区に立地しております。
同法人は以前ご紹介したOneリート投資法人(3290)同様、都市部の延べ床面積5,000平米級以下の小規模ビルが物件の中心です。
何度かご紹介しましたが、5,000平米というとイメージし辛いですが、500平米(約150坪 郊外の戸建て3棟分)×10階建てと考えていただくと、イメージしやすいと思います。
直近の分配金と今後の見通しは以下の通りです。
2020年6月期 9,226円
2020年12月期 12,100円
2021年6月期 10,800円(今回)
2021年12月期 11,655円(予想)
2022年6月期 8,750円(予想)
基準価格はなかなかコロナ前の50万円レベルには戻れず、45万円半ばで定着してしまっています。
分配利回りは4.9%です。
コロナ禍において、事務所リートの最大のリスク要因はリモートワークの定着であると思います。
都心の大型物件であれば、一部企業のオフィス需要の微妙な変化でも影響を受けやすいですが、小規模ビルは立地さえそこそこしっかりしていれば、安定した需要は期待できると思っていますが、日本Rもやはり賃貸収入の先細り感は否めず、次年度以降は減配の見込みです。
ただ、日本Rとしてはでは、9,000円分配維持を混ざすとしていますので期待したいと思います。
有り難うございました。
