出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

8月第3週末の騰落・・・やはり8月は地合悪く、対前月末マイナスに沈む

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 8月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 第3週のトピックスは、先日も記事に上げましたが、7月のFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が公開されて、想定外にタカ派発言の委員が多かった(一説には「火消しおじさん」パウエル議長以外全員?とも)との情報が伝わり一気に下落に至りました。

 米国の3指標のうちのダウ平均とS&P500は先週後半から今週初めに掛けて5営業日連続で最高値を更新する等、米国市場は活況に沸いていましたが・・・さすがに金曜日は多少戻しました。

 5営業日連続の最高値という現象自体なかなかあり得ないことなのですが、ここまで高くなると少々戻しても8月上旬に戻っただけと思うしか無いでしょう。

 

 NASDAQは金曜日はいくらか戻しましたが、8月上旬の最高値からジリ貧が続いております。

 

 一方、日本国内ではマスコミはオリンピックが閉幕するとまた手のひらを返したようなコロナ報道に明け暮れています。

 確かにこの一週間、東京の新規陽性者数の増加のペースは頭打ちになってきており早晩減少に転じると思いますが、全国的には多少タイムラグがあるようでここ数日最大値を更新し続けています。

 

 これを受けて市場も第一四半期の好決算やワクチンの効果期待という好材料は有るのですが、すっかりマスコミの陽性者(マスコミが言うように感染者ではありません)の急増の喧伝に不安心理をかき立てられてか、今週はあわや27,000円を切るか、と言うレベルまで低下しました。に明け暮れました。

 

 何時もながらのコメントで恐縮ですが、「ナンの根拠かよくわからないものの」発出された緊急事態宣言により、「さらに因果関係はよくわからないものの」飲食店への一段の締め付けが行われるようで、発出により影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 8月第3週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の7月末との対比は以下の通りです。

 

     7月末  1週末 2週末 3週末

日経平均  27,283  27,820 27,977 27,013(円)

ダウ平均  34,934  35,208 35,515 35,120($)

NASDAQ    14,672  14,835 14,822 14,714

REIT指数 2160.33 2151.28 2140.50 2124.32

 

株式資産 Base  △ 28.6 △ 48.4 ▼ 24.3(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)


 

 私 出遅れおじさんの第3週の株式資産は7月末に対し、久しぶりに対前月末を割り込みました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼトントン、日本株REIT資産が24万円弱の減という状況です。

 先月末に比べ8月のドル円相場は一時ドル高局面もありましたが、今週末は109円台後半で引けましたが、先月末は109円前半でしたので0.5円ほどドル高になっています。 

 従って、米国株式資産は純粋にドル建てでも6万円の減、ドル高で7万円の増という感じでしょうか。

 

 日本株REITの峻別は出来ておりませんが、指標から見て、どちらも✕と言う状況には変わりないと思います。週末に掛けて日本株はダダ下がりでしたので、木曜日にテンション高く買い付けた3銘柄はすべて水面下に沈んでしまっていますが、秋口以降の挽回に期待したいと思います。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に8月第3週末までを当てはめると、マイナス側の最初のバーの中間位置にとどまっています。

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=43


 

 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところです。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。