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出遅れおじさんです。
とうとう東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されるようです。
今朝からのニュース報道によれば、もともと政府は既定路線として蔓延防止措置の延長という心つもりだったようですが、昨日発表の陽性者920人(対前週の水曜日比28.9%増)が決め手となったとのことです。
現場で感染者の皆さんの治療に日々奮闘されている医療関係者の皆様には大変申し訳ない言い方で恐縮ですが、
「ここでやる?」
と言うのが率直なところです。
実は陽性者数と内閣支持率には明確な逆相関関係があるようで、マスコミが感染者数の増大ばかりを喧伝する理由はこういうところにあるようです。
本来は重症者数や病床占有率を問題とすべきと思いますが、マスコミの皆さんは正しい情報を伝えることより内閣支持率を下げることが大切なようです。
前回の緊急事態宣言発出直後、今年のGW頃の東京都の陽性者数は多くて日々1000名をこえる位で、昨日の陽性者数はほぼこれに近くなったというのが発出の理由のようですが、ワクチン接種の進展に伴い、以前まで問題となった高齢者の重症化率は明らかに低下してきているようです。
64歳以下の世代までワクチン接種が進めば風向きは変わると思います。
内閣府が公表している日々の接種実績は以下の通りです。
累計の接種回数は7月6日現在で5,484万回(1回終了3,468万回、2回目終了2,016万回)を超えました。
例によって、地方自治体による接種実績システムへの入力が遅れているようですので、ここ一週間日々の接種が減少しているように見えますがすぐにフラットになると思います。 6月下旬からは医療関係者を除いた一般者への接種はコンスタントに一日あたり110万回を超えています。
6月21日以降実施されている職域接種は加算されておりませんので、実際にはさらに多くの方が接種されているようです。
総理会見によれば、海外の実績に照らせば、少なくともワクチン1回接種の比率が4割を超えれば明確に感染率は低下するとのことです。
7月7日現在の1回目接種人口比率は、3,468万回/12,547万人⇒27.6%です。
そう言う背景を踏まえても、今 緊急事態宣言を出さなくても・・・というのが率直な意見です。
ワクチン楽天論者という批判は甘んじて受けます。
有り難うございました。