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出遅れおじさんです。
週明けのニュースの筆頭は・・・週末開催された英国でのG7じゃ無いの?
いや G7であって欲しい!
Yahooニュースのトップ項目も「国際」カテゴリーはG7関連のニュースが並んでいますが、総合カテゴリーは・・・G7絡みのニュースは殆どなし。
そうか! 今日は新聞休刊日だった! もしかして、G7狙って休刊日にした ?
(関係ないか!)
まあ、テーマ自体が一般受けするジャンルでもないし・・・ニュースウオッチマニアの私ですら、従来のG7だったらその程度の扱いでも違和感はありませんが、今回のG7はこれまでとは全く異なり、「中国」への対抗姿勢を前面に押し出したものでした。
今回は中国を名指しして、台湾問題(多少台湾海峡全体の平和と安定というマイルドな表現になっていますが)、新疆ウイグル自治区における人権問題、香港の自由と高度な自治を宣言文に折り込むことが出来たのは「上出来」と言って良いでしょう。
そう言う意味では、あえて親中などとレッテル貼りをするつもりはありませんが、マスコミの皆さんにとってはあまり伝えたくないニュースであったのかも知れません。
また、今回折り込まれた中国絡みの文言の主要部分は、4月の菅・バイデン会談の共同文書と一字一句違わない所も有り、日本側からの働きかけが大きく奏功しているというのもマスコミの皆さんが伝えたくない理由の1つかも知れません。
日米会談の時もマスコミは基本的には、強引なアメリカに日本が押し切られた・・・というトーンでした。実際には中国問題でアメリカのケツを叩いて廻ったのは安倍元総理です。
比較的「骨のある」テーマ取りが面白いテレビ朝日のワイドスクランブルは、12時からのコーナーはG7特集でしたので、録画をセットして昼食後、腰を据えて見ようとしたら、解説は池上彰氏と増田ユリア氏?・・・いっぺんに見る気は失せてしまいそうになりました。
G7の成り立ち等のイントロ部分が長いのは我慢するとして、台湾・ウイグル・香港等の主要なポイント並びに中国側の反発はちゃんと伝えていました。
池上氏が指摘するように、サミット(頂上)は登るより降る方が難しい(宣言を具体化することの方が難易度が高い)というのはまさにその通りです。
ただ、視聴者の質問も含め番組のトーンは、在中国事業を多く抱えた日本企業が心配、日本も他の6カ国に同調せざるを得なかった・・・というニュアンスは見え隠れしました。
FNNの報道によると、全く逆で、間近で角突き合わせている日米や旧植民地を蹂躙された英国と、いわば中国問題は対岸の火事で、経済的つながりを配慮したい欧州(所謂コンチネンタル組)とくにドイツ・イタリアとの対立は激しく文書に折り込みは難航していると伝えています。
ドイツ・イタリア両国には失望を禁じ得ません。
「あの時」なんでこんな奴らと組んでしまったのだろう・・・
今更言っても仕方ないですが。(両方とも旅行するに良いところです)
有り難うございました。