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出遅れおじさんです。
グローバル・ワン不動産投資法人(8958 以下GOR)より分配金を頂きました。
前回の記事を・・・と思って探してみましたが、同法人単体での紹介記事は今回が初めてです。
そういえば、3月9月決算の法人は他の株式会社の決算や総会、配当等に埋もれて忘れ去られていると言えなくもありません。
私のＪリートの保有銘柄で3月9月決算の法人は同法人と大和証券リビングR(8986)、森トラスト総合R(8961)のみで、森トラストも記事で紹介したことはありません。
GORは明治安田生命、三菱UFJ、近鉄というネームバリューのある有名どころをスポンサーに持つリートです。
今回の決算が35期(17年半！)に当たるので、上場が2003年9月という非常に歴史のあるリートで、第1号の日本ビルファンド(2001年9月上場)から数えて8番目の上場です。
オフィス専業のリートで、スポンサーの顔ぶれを見て頂くとお判りの通り、物件はほぼ東京都心に集中、横浜・さいたま以外は大阪に2物件のみです。
以前紹介したONEリート(3290)、日本リート(3296)の中心物件のような5,000平米級(≒150坪✕10階)という小ぶりのビルは無く、もっとも小さな物件でも10,000平米超、最も大きな物件はアークヒルズ仙石山森タワー(区分所有)の14万平米ということで、「三畳一間の小さな下宿」(これが通じるのはほぼ同年代の前期高齢者です)の何部屋分等という尺度では計り知れないレベルです。
直近の分配金並びに今後の見通しは以下の通りです。
2019年9月期 2,440円(不動産売却損益、圧縮積立金取崩413円含む)
2020年3月期 2,359円
2020年9月期 2,443円
2021年3月期 2,445円(今回)
2021年9月期 2,420円(見通し)
2022年3月期 2,400円(見通し)
分配金は安定していますが、最近投資口価格が持ち直してきているので、分配金利回りは3.7%程度に低下しています。
持ち直していると言っても分配金はコロナ直前の最高値には及びません。
「オマエは、ONEリートや日本Rの時には小ぶりのビルを推し、今回は大型ビルを推す。
どっちが良いんだ！」
と仰りたい気持ちはわかりますが、判らないからどちらも保有しているんです。
有り難うございました。
