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出遅れおじさんです。
昨日に引き続き、ワクチンの接種状況についてのご紹介です。
過去の記事
で、ご紹介しましたワクチン接種先進国(?)との比較のその後も纏めました。
・ワクチン接種率は日経サイトの、4月15日と5月28日のデータ。
・感染状況は新型コロナデータサイトcovid.gutas.netの、4月14日と5月29日の7日間平均感染者数
を集計しました。
5月28日段階でのワクチン接種率の上位は、セイシェル、パラオ、UAE、サンマリノ、イスラエル、バーレーンとなっていますが、いまから4月断面での数字を拾うのも面倒なので、4月断面での上位4カ国と日本との比較に絞っています。
ワクチン接種率(100人あたりの接種回数)
(4/15) (5/28)
イスラエル 113.7 116.8
UAE 93.7 128.3
チリ 64.7 93.9
イギリス 60.1 93.9
日本 1.4 8.9
感染者数(7日平均)と人口100万人あたり同感染者数
(人口あたり感染者数は出遅れおじさん計算)
(4/14) (5/29)
イスラエル 219人 25人 20人 ≒0人(!!)
UAE 1919 194 1860 188
チリ 6594 345 6832 357
イギリス 2227 33 2991 44
日本 3368 27 4156 33
直近の接種率ランキングではセイシェル、パラオ、サンマリノ他の人口の少ない国々が上位に入っていますが、比較対象にするのは如何かという気持ちも有ります。
尚、接種率上位国でもセイシェル、バーレーンはUAEやチリ同様某国製ワクチンを使用しているようでそれなりの「効きめ」しか無いようです。
日本にたとえれば数万人規模の陽性者がいるという状況です。
あの国と付き合うと碌な事にならないというのはそろそろ気づいた方がよろしいのでは無いかと思います。
日本は色々根拠の無い感情的な批判は有りますが、世界でもっともコロナ対策が成功している国の一つに入れても良いと思います。
入国管理が「ザル」なのは腹立たしいですし、今回の感染拡大の大きな要因の一つには違いなのですが・・・
接種が進めばイスラエル並みを目指せると思います。
内閣官房参与を辞任した嘉悦大学高橋洋一教授の、我が国の行動制限を「屁みたいな」という表現は比喩として如何なものかと思います。
他国と比べて「緩い」ことには違いありませんが。
ただし、高橋氏は人口あたりの感染者数の各国の推移を明示して「さざ波」と比喩していました。
このデータ部分は全く無視して「さざ波」という比喩のみを切りとって、あたかもコロナ感染を矮小化している極悪人といわんばかりに、「屁みたいな」と言う下品な比喩とセットで批判するマスコミの姿勢に強く抗議したいと思います。
ブルーンバーグの5月の「新型コロナ時代の安全な国」ランキングで日本が4月に7位だったのが大きく順位を落としたというのが気にはなりますが、それでも世界で14位なのですが、マスコミは全く報じません。
そもそもアメリカより順位が下と言うのは納得感がありませんが・・・
有る程度ワクチン接種が進めば、経済活動や日常生活が平常化することと、それ以上にマスコミの「コロナ怖い」洗脳喧伝も収束するのではと期待しています。
有り難うございました。