当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
タカラレーベン不動産投資法人(3492 タカラR)より分配金を頂きました。
同法人のポートフォリオの特徴、或いはスポンサーであるヤマダ電機の優待券等は前回2020年11月13日記事
で、紹介しましたのでご参照ください。
半年経って、投資口価格はコロナ前のピークには未だ及びませんが、12万円近辺まで戻してきたので「良し」としたいと思います。
ただ、分配金はジリ貧状態で、ポートフォリオの12%とはいえホテル業は未だ路険し、と言わざるを得ません。
直近の分配金と今後の見通しは以下の通りです。
2020年2月期 3,693円
2020年8月期 3,029円
2021年2月期 3,100円(今期)
2021年8月期 3,100円(見通し)
2022年2月期 2,900円(同)
分配金利回りは5.4%です。
従来の見通しよりは多少改善していますが・・・
エッ?
今期と来期同じ金額!
切りの良い数字(3回連続)!
送って頂いた資産運用報告を読み解くと「オイッ!」と言わざるを得なくなります。
今期及び来期発生の資産売却益の一部を繰り越して2022年2月期の分配金に充当すると言うことのようです。
ゴチャゴチャと私が拙い文章や数字で説明するより、タカラR殿の資産運用報告書から引用させて頂いた方が早いので・・・
前期の3,029円の分配は特段の注釈は無かったので、「素」の分配だったと理解していましたが、前期決算時に公表されていた、今期・来期の分配見通しはキリ良く3,000円、2,900円だったことを思うと、「その時 気付けヨ!」と自問自答しています。
REITは利益の90%を分配することにより法人税の減免を受けられるので、繰り越しすれば当然法人税が発生します。
同法人の言う「安定的な分配を行うため」と言うのは解らなくはありませんが、利益を繰越して、「お上への上納金を召し上げられる」というのはナンダかなー・・・と思います。
有り難うございました。