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出遅れおじさんです。
17日は野村アセットマネジメント社が運用する「野村グローバル高配当株プレミアム(通貨セレクトコース 例によって長ったらしいので野村高配当株Fと略します)」の決算日でしたので、運用状況をご紹介したいと思います。
この野村高配当株Fは、米国、欧州、アジア太平洋各地域の株式を対象としたオプション取引等を含めたファンドへ投資するファンヅオブファンド方式で運用されています。
最近の各国の株高を反映して基準価格は着実に上昇基調です。
先月も決算日の翌日のこのファンドをご紹介していました。
(過去の記事
を、ご参照下さい)
この時は記事の中で、私が家計勘定で運用している投資信託9本(複数の証券会社に亘って保有しているのもありますので9銘柄と言った方が正しいと思います)のなかでこのファンドだけが元本割れしているとご紹介しましたが、3月の決算日で漸く元本割れから脱却できました。
3月17日時点の取得来の損益は
取得価格 1,390千円
評価額 1,425千円(◯2.5%)
わずか35千円のことですが、エクセルに集計していて、なんだか嬉しくなってしまいました。と言っても利益確定したわけではないので単なる含み益ですが、これで浮かれる私は「バカ親父」です。
で、これが私の投資歴の中で初めてのことかというとそんなことは無く、エクセルシートをめくる(?)と、2017年の8月から11月までわずか4ヶ月ですが、全投信元本割れ無し状態であったことがありました。
それ以前は、若気の至りというわけでも無いのですが、恥ずかしながらブラジルレアル建てだ、豪ドルだ、加ドルだ、株式だ、債券だと分散投資に勤しんできた時期があり、結局悉く泣きながら損切りした投信が多く、ほぼ現行の投信ラインナップに落ち着いたのがこの時期でした。
その後2020年の5月から退職慰労金を国内と先進国の債券ファンドで積立し始めましたので、この時点で運用していた7銘柄すべてが含み益状態でした。
そして、2017年12月以降、ひふみ投信が元本割れしていた時期が長く続きました。ひふみ投信を運用するレオスキャピタルの藤野社長がテレビ出演し、その投資方針に 踊らされた 感銘を受けた投資家の資金が猛烈な勢いで流入し、ファンドとしての成長力が失われつつあったように感じましたが、逆にコロナショックをバネに息を吹き返しました。
(過去の記事
をご参照下さい)
2020年3月のコロナショック時点で、元本割れをしていなかったのが大和日本国債F(一度も元本割れは無いがジリ貧傾向)と大和米国リート(+52%から+2%!まで急落)の2本だけという、泣くに泣けない時期が有りましたが、漸く1年掛けて全投信が元本割れを脱却できました。
で、この状態が後どれくらい継続する事が出来るのか・・・
「継続は力なり」を信じて・・・
いよいよ年金生活へ移行のカウントダウンが始まります。
有り難うございました。