当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
東北地方で大きな地震がありましたが、皆様大丈夫でしょうか。
森喜朗氏がまたまたやってしまいました。(と言いつつ、これは森氏個人と言うより組織委員会全体の失態と行っても良いかもしれません)
「女性蔑視」とされる発言については、全体の話の趣旨等を全く無視した切りとりもひどいものでしたが、朝日新聞が火元らしいですが、こういう切りとられ方も有りうると言う前提で話をしないと一流の政治家(含むOB)として失格です。
(過去の記事
をご参照ください)
そして第二の失態が、辞任タイミングと後継者指名の問題です。(これを2つと考えれば3連発?)
どうも、本人は早々に辞任したかったようでしたが、事務局が今後の混乱を恐れて引き留めたとのことです。辞任の時期が長引けば長引くほど個人へのバッシングが熾烈を極めてくるのは日本のマスコミの悪い習性です。
政治家でもないので敢えて個人名は出しませんが、事務局長殿は財務省OBらしく組織防衛が一番になってしまったようです。
森バッシングに乗じて、菅内閣に辞職を迫れという野党や一部のマスコミの皆さんも実にひどいもので、報道をキチンと読めば、本人の意に反してずるずると日が過ぎていると解るはずなのに、地位に恋々としている森氏に誰か鈴を付けに行けないのかというトンチンカンな発言を垂れ流すコメンテーターまで現れる始末です。
野党やマスコミの皆さんはご自分たちで主張していることが全く自己矛盾していることに気づいていないのでしょうか。
内閣に任命権のある日本学術会議メンバー候補を拒絶すれば、政治介入だと騒ぎ、政府から全く独立した「公益財団法人」の会長人事に介入し辞職を迫れ、と行っていることが無茶苦茶です。
論理的整合性より自分たちに取って都合の良い主張のみを声高に叫ぶだけの簡単なお仕事なのでしょう。(一時期某ネット掲示板で使い古された言い回しで恐縮です)
そして後任を川淵三郎氏としたまでは良いけれど、早々に名前が公に出されたことで、「密室で決めた」「引責辞任する者が後継指名をするのはけしからん」とまたまた火の手が上がりはじめました。
これは「やり方がまずい」の一言です。形だけでもと言うと語弊がありますが緊急に「指名委員会」を立ち上げてそこで川淵氏が指名されればこんな混乱にはならなかったでしょう。
川淵氏の主義主張については、サウスポー的な方々からは毛嫌いされているようですので、またまたまんまと術中に嵌まったと言わざるを得ません。
長くなりましたので明日に続きます。
有り難うございました。