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出遅れおじさんです。
1月末が期限の楽天ポイントがありましたので、最近のマイブーム(フレンチポップスというかフレンチ懐メロ)の流れに乗って、下の新書(高橋洋一氏著書) とCD(ダニエルビダル ベスト盤)をポチッとしてしまいました。
実は、楽天のポイント消化と言いながら、CDはアマゾンの方が安かったのでアマゾンで購入しました。
「ナニ? ワケ解らんことを・・・!」
と、お思いでしょうが、たかが数百のポイント消化と言いながらポイントが絡むと私は理性を失った行動を取りますのでご容赦ください。
(単に、もともと両方買おうと思っていただけです)
どう見ても不釣り合いな写真です。硬軟取り混ぜ、あるいは美◯取りまぜ・・・失礼しました。ただ、私のiphoneのカメラは高橋先生の方を顔認識します。
ここ1~2ヶ月に私が購入したフレンチ懐メロCDを純粋に私の嗜好で勝手にランキングすれば
フランソワーズアルディ>>シルビーバルタン、ダニエルビダル>ヴィッキー
という感じでしょうか。
ダニエルビダルと言えば、我々の年代では、歌のうまさと言うよりフランス人形のような愛くるしい容貌で本国フランスより日本に軸足を置いてアイドル活動していた記憶が強く、日本語版のレコードも結構出していました。
以下の2曲が最も知名度が高いとは思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1F30Ga1PiVs
デビュー曲「天使の落書き」の原曲はロシアのポピュラーソングです。
そして、この「オー シャンゼリーゼ」はダニエルビダルのカバーで有名になった曲ですが、原曲はイギリスのサイケデリック(!! 略して「サイケ」・・60年代に流行りましたが今では完全な死語ですよね)バンド ジェイソンクレストの「ウォータールーロード」で、「サイケ」というジャンルとは裏腹に極まともな音楽です。
ところで、何故「ウォータールーロード」が「シャンゼリゼ」になったのかというのを調べているとウィキペディアで面白いエピソードを見つけましたので紹介します。
私自身ロンドンは全く不案内ですが、ウォータールーという地域はロンドンのテムズ川のウォータールー橋のたもとで、「ロンドンアイ」という巨大観覧車のある市の中心部だそうです。
ウォータールーという地名はWaterlooと言う綴りと多少の世界史の心得があれば、ベルギーのワーテルロー(ワーテルローの戦いで有名)の事だとお判り頂けると思います。ウォータールー通りには対ナポレオン戦争戦勝記念教会も有りますので、ワーテルローの戦いに因んだ地名のようです。
当然負けた側のフランスとしてはワーテルローなんて不吉な(?)通りの名前は面白いはずも無く、カバーするに当たってパリを代表するシャンゼリゼに名前を変えたと言うことのようです。
つくづく、海を挟んだとはいえ隣の国とは付き合い辛いものだと感じました。
でも、ふと思うのですが、
「オイ、フランスよ! 周りの国と戦争して勝ったことあったっけ?
2度の大戦も自力では完全にドイツにボコられて、米英の応援を得て何とか戦勝国ヅラをしているんでは・・・」
ワーテルローの戦いだなんて200年以上前の敗戦を引きずってどうする?
とフランスには言いたいです。
有り難うございました。