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出遅れおじさんです。
iシェアーズ先進国(除く米国)不動産ETF(IFGL)について触れたいと思います。
このETFは不動産セクターをメインにしていますが、純粋なREITでは無く不動産会社の株式も資産に組み入れられています。
地域的には当然、日本(24.25%)のシェアが一番高くて、以下香港、ドイツ、イギリス、オーストラリアと続きます。
個別の組み入れ資産の上位10社には、ヴォノヴィア(5.25% ドイツの住宅会社)の他には三井不動産、三菱地所、住友不動産等の不動産会社が名前を連ねています。
このETFは4半期に一度分配があるのですが、表題の通り今回は分配金はありません。
直近3年間の1株あたりの分配金は
2017年12月期~2018年9月期 1.588670$
2018年12月期~2019年9月期 1.462573$
2019年12月期~2020年9月期 1.737696$
で株価はほぼ27$近辺に貼りついていますので平均1.6$として利回りは約6%です。(いや、でしたと言うべきでしょう)
ここ1年間の四半期毎の分配金は
2019年12月 1.148285$
2020年3月 0.216535$
2020年6月 0.167780$
2020年9月 0.205096$
で、今回は
2020年12月 0.0$(今期)
ゼロを打つのもアホらしい状態です。
過去の分配実績を見る限り、毎年12月期の分配額が多く、全体の帳尻合わせをしているようにも見えていたので、やはり今年は・・・と言う感想しか有りません。
次回どうなるか・・・
実はそれ以前に、昨年末から分配金無しのニュースを聞いて以降、このETFどうしたものかと悶々と悩んでいました。
このETFを選んだ切っ掛けは、「バランス的には不動産も有った方がヨカンベー」くらいの気持ちで、実は国内で買える不動産をターゲットとした米国上場ETFは非常に選択肢が少なく、米国REITは投資信託で結構積み上がっていたので、「米国除く」、「高配当」というのが決め手という実にいい加減な選択でしたが、株価は比較的安定、税引き後5%弱の利回りでしたので、チョコチョコ買い増ししてきました。
円建てでの取得来の配当込みのパフォーマンスは前年末で×1.25%でしたが、ドル建てでは◯6.5%(価格差×4.5%、手取配当◯11%)。
ほぼ一ヶ月以上悶々としてきましたが、記事に纏めてみると、改めて保有を継続する意義が見えて来なくなってきましたので、多分週明けには売却して、他の米国株に乗り換えることになると思います。
アー! スッキリした!
有り難うございました。