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出遅れおじさんです。
星野リゾート・リート(3287 以下星野R)より分配金を頂きました。
星野Rは星野リゾートアセットマネジメント(「星野リゾート」の100%子会社 「星野リゾート」自体は非上場)が運営するホテルリートです。
星野リゾートが運営する、星のや、リゾナーレ、界 等の所謂「星野ブランド」のホテルは資産の3分の1程度で、チサンやカンデオ、ANAクラウンホテル等のシティーホテルが資産の半分以上を占めています。
分配金の実績と見通しは以下の通りで
2019年10月期 13,174円
2020年 4月期 13,302円
2020年10月期 12,860円(今期)
2021年 4月期 6,390円(見込み)
2021年10月期 5,987円(見込み)
と、ご多分に漏れず次回以降はほぼ半減の見込みです。今期の分配金で利回りは5%、次回分配金で2.5%程度です。
「オマエは未だに懲りずにホテルリートか!・・・」
と言う声が聞こえそうですが、「星野Rは別格!」とは言い過ぎですが、他のホテルリートのようにコロナショック前の半値戻しにも遠く及ばないと言う状況では無く、上のチャートにもありますように、他のオフィスリート並に2年前の投資口価格水準には戻ってきています。
私が、星野Rというか星野リゾートそのものを評価する最大の理由は、星野佳路氏の国内需要に軸足をおいた明快なビジョンです。
マスコミの報道を見ていると、コロナショックによって中国の観光客を初めとしたインバウンド客が激減し観光業界は・・・と、いかにもインバウンド消費が観光業を支えているかのような印象を植え付けられます。
勿論九州地方の一部のように局地的には中国、韓国からの観光客に頼り切ってしまって青息吐息の地域もありますが、訪日外国人観光客による消費は4.8兆円弱(2019年観光庁)です。星野佳路氏もインタビュー等で言っているように日本人の国内観光消費は22兆円(2019年観光庁)で、インバウンド消費の4.5倍以上で、こちらの方が遙かにマーケットとして巨大です。
敢えて個人名は挙げませんが、中国人の某ジャーナリストや、韓国人の某大学教授はテレビ等で平然と
「日本経済は衰退し、どんどん日本人は貧しくなっていくので、中国や韓国の観光客に縋るしか無い」
と言い放っていますが、猛烈に悪質なデマです。
星野氏は、マイクロツーリズム(手近な旅行:星野氏の提唱)を皮切りに、この巨大な国内観光消費市場をさらに掘り起こしていく、と言うことを明確に打ち出しています。
マスコミの悪質なデマに惑わされないようにしたいものです。
有り難うございました。