出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

上念司ロス・・・DHCテレビに戻ってきてほしい

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 私は基本的にはテレビのニュース番組は、モーニングサテライト(テレ東)、ウエークアップぷらす(日テレと言うか読売テレビ)以外殆ど見ていません。大きな事件等あったときには事実関係のみ伝えてくれるNHKの夕方7時のニュースを見るくらいでしょうか。

 基本はネットニュース(虎ノ門ニュース、長谷川幸洋高橋洋一のNEWSチャンネル、ニュース女子etc.)と、ラジオのニュース解説番組(おはよう寺ちゃん活動中、コージーアップetc.)で情報を得ています。

 料理中などスマホから上記の番組の音声のみきいております。家内から問われて「ニュース」と答えると、家内にとっては1日分のニュースは例えば7時の「NHKニュース」くらいの時間を聞けばそれで十分という感覚のようです。

 

 本年に入ってから、これらの番組で弁舌鮮やかに、しかも比較的わかりやすく解説してくれていた経済評論家の上念司氏がDHCテレビのすべての番組を降板し(orさせられ)ました。

 ご本人のyoutubeチャンネル、チャンネルくらら等の発言の場は残っていますが、DHCテレビは最近非常に視聴者が増え、既存のマスコミとは全く違った切り口で論評してくれる貴重な場なので彼の降板は残念としか言いようがありません。

 

 ご本人の弁によれば、愛知トリエンナーレの芸術監督であった津田大介氏から名誉毀損で告訴されたとのことでしたが、これが降板の理由とは到底思えません。

 津田大介氏は上念司氏以外にも、百田尚樹氏、竹田恒泰氏等所謂保守系論客を片っ端から告訴しているとのことで、言論人の風上にも置けない人物です。

 言論人なら批判等には言論で応じるべきであって、司法に縋るなんてもってのほかです。

 現に津田氏に告訴されている百田氏や竹田氏は虎ノ門ニュースに出演を継続しています。

 

 上念氏の降板はDHCテレビへの視聴者の意見の反映ということのようですので、上念氏の日ごろの物言い、立ち振る舞いに関してのクレームが多かったのでは無いかと拝察しています。

 

 上念氏は説明のしかたが非常に上手くて、中央大学弁論部「辞達学会」の出身と言うこともあり、格闘技感覚で徹底的に相手を言い負かすという言動に出ることが多いのは端から見ていても確かでした。

 特に最近の米国大統領選挙に関して、藤井厳喜氏を初めとした保守系言論人の米国の民主主義のあり方を憂う論調に対して非常に批判的で、共演の大高未貴さんを口ごもらせるような場面も見受けられました。

 (現実の選挙結果は上念氏の言ったとおりになりましたが・・・)

 

 私が上念司氏を初めて目にしたのは、かれこれ10年近く前のことですが、関西の「たかじんのそこまで言って委員会」にゲストコメンテーターとして出演していたのを見たときです。極めて明確にリフレ経済理論(私は当時「リフレ」という言葉すら知りませんでしたが)を解説してくれました。

 それ以来彼のコメントや著作はほぼすべて、と言っては言い過ぎですが読ませて頂いていますし、彼が主催の「八重洲イブニングラボ」という講演会にも長く参加させていただいています。

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スミス(上念氏のキャラ)! 帰ってこいよ!

 

 思想信条が気に入らないからと言われたのなら、頼まれてもそんな番組に出る必要は無いと思いますが、論争マナーやパターンが問題だというなら改める余地は十分あると信じていますし、そうすべきであると思います。

 彼が本流の言論人として大成するためには、人間的に少し丸くなって、改めるべき所は改めて発言の場を増やして欲しいと思います。

 

有り難うございました。