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出遅れおじさんです。
日経新聞系のテレビ東京で平日毎朝5時45分から「モーニングサテライト(以下モーサテ)」という番組が放送されています。この番組はただの経済ニュースというより投資情報番組に近い性格の番組です。
今年の7月から私は「非常勤」というありがたい勤務形態となりましたので、平日はこの番組を欠かさず視聴しています。
ただし、平日毎日録画設定しておいて、基本的にリアルタイムで見ているのは冒頭の米国市場の速報と関連するニュースだけで、あとは録画したものを再生するという程度です。
中でも不定期に放送されている「三星手みやげ」のコーナーは各社の役員秘書さんおすすめの手土産を紹介するコーナーで、私の一番のお気に入りです。
もちろん、お目当ては各社の美人秘書さんではなく、手土産(殆どスイーツ系)です。
12月16日(水)放送の同コーナーはクラウドサービスのテラスカイ(TerraSky：芸人の厚切りジェイソン氏が部長及び米国法人の副社長を務める会社)の秘書(チアリーダーでお綺麗な方でした・・・ちゃんとチェックしているじゃ無いか！)推薦の手土産で、腕時計メーカーのフランクミュラーパティスリーの焼き菓子と、パレスホテル東京の千代ちよこ(千代紙柄の薄い板チョコ)でした。
家内に録画を見せたところ恐ろしくテンションが上がったのが千代ちょこでした。
で、家内へのクリスマスプレゼントとして本日買って参りました。
多分、明日か明後日渡すことになると思います。リアクションが楽しみです。
本当に有益な情報に満載です。
「オイ！ 投資情報番組だろ！ 経済ネタはどうした！」
という突っ込みはあろうかと思います。勿論マーケット情報や相場の予測、これから脚光を浴びそうな有望な企業(特に「輝く！ニッポンのキラ星」のコーナーで紹介されるような)は十分参考情報として見ていますがコレを元に投資行動に出るような事はしていません。番組中でもたびたび「投資は自己責任でお願いします」と字幕が出ています。
逆に有害と言っても過言で無いとすら思えるのが、金融財政政策所謂マクロ経済政策に関する論評です。
12月22日(火)の「プロの眼」で紹介された日銀による財務省の60億ドル程度の為替特別会計(いざという為替介入のための資金)ドル資金の日銀買入に関するコメントは「すでに財務省の緊縮財政主義に洗脳されているでしょう」と言わざるをえないものでした。
私自身、所謂「埋蔵金」としての為替特会の資金の取崩には異論はありませんし、それを日銀が買うと言うのも円高抑止という意味で評価します。（市場に売却すると円高になりますので）
でもそれを膨らんだ予算のための国債発行の増大を抑制するための「涙ぐましい対策」だと評価する明子さん、まさに財務省の「国債発行したくない」アピールに同調するなんてすでに洗脳されているとしか言えません。
国債はいくら発行しても、日銀が買い入れする限り、利息負担も後年負担も生じません。ジンバブエのようなハイパーインフレを心配するなら物価が上昇しそうになるくらい市場に資金供給をしてみて欲しいものです。
従来よりの私の言い分を効いて頂くと私が「リフレ派」というのはお判り頂けると思います。うっかり前職で銀行の関係者との会食の場で「リフレ派」をカミングアウトして露骨に嫌な顔をされたことがあるくらいです。
リフレ派の論客、経済評論家上念司氏の迷言(？)をご紹介します。
「日経新聞は経済欄以外は信頼できる」
有り難うございました。
