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出遅れおじさんです。
昨日に引き続き悲痛な叫びを。
先週末の日テレのニュースをベースとしたこのニュースを見て思わず叫んでしまいました。
news.yahoo.co.jp
「オイッ! 正気か?」
勿論、財政支出の増大を懸念する財務官僚もですが、それに易々と同調する日テレの記者さん、大丈夫ですか? と思わず頭を抱えました。
まあ、表現は悪いですがこういうコメントをニュースとして垂れ流している所を見るとすっかり財務省に洗脳されてしまっていると断じざるを得ません。
40兆円の財政支出に危機感を抱いている財務官僚(それだけでも十分腹立たしいのですが)の立場は立場として到底納得は出来ませんが理解せざるを得ませんが、本来政治や行政を監視する立場のマスコミのあなたが、財務官僚が胸をはって言う
「めいっぱい闘った。給付金はほぼ排除できたし、雇用調整助成金も持続化給付金も、GOTOキャンペーンも、春にやったバラマキはすべて出口を描けた」
に同調し、財政の健全化をこの段階で訴えるなんてどうかしています。
現状の経済状況や観光・飲食業を初めとした方々の困窮を無視して、
「『経済が右肩下がりだ』などという声は聞かれない。」
なんて、財務当局の戯言を真に受けてどうするのですか?
以前の記事でも紹介しましたが、財務省の会見概要で
で麻生大臣と黒田総裁が強調しているように、財政支出した国債は基本的には日銀が買い入れするので利払いの負担が生じることも後世の負担になることも無いのです。
仮に後世の負担になっても今はやらねばならない非常事態だと思います。
今回の予算が直接景気刺激に繋がらないという批判があることは当然ですし、給付なり何なりの刺激策を論じるならともかく、財政規律を案じている場合ではありません
テレビを初めとしたマスコミでは、どうも失業率と自殺率の関係に触れるのはタブーとされているようで、寡聞にして日テレ「シューイチ」のコメンテーターで精神科医の名越康文氏以外に具体的に失業率1%悪化で経済死(自殺者)年間2,000人という数字をテレビで挙げているコメンテーターは存じ上げません。
昨日までのコロナによる死者累計2,624人に相当する自殺者なんて失業率1.3%上昇であっという間です。
決して命の軽重を論じるつもりは毛頭ありませんし、ご批判があるのは重々承知の上で言わせて頂きますが、経済死で亡くなるのは貴重な働き手です。
菅総理、バラマキと言われようがなんと言われようが、財務官僚にこんな事を言わせてはいけません。経済死の防止が急務です。
有り難うございました。