出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

ふるさと納税返礼品のパンチェッタ(佐賀県太良町)

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 佐賀県太良町からふるさと納税の御礼の品として炙りパンチェッタを頂きました。

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炙りパンチェッタ

 15,000円の寄付で写真のように250gのブロックが4個入っています。例の返礼品競争に対するおバカな(失礼ながらあえてこう書かせていただきます)総務省のお達し以前、2018年までは10,000円の寄付で同量の御礼の品が頂けていましたので、一気に50%アップになりました。

 

 元来、地方への財源配分は総務省というか旧自治省内務省系列の官僚の最大の既得権益でした。悪い言い方をお許し頂ければ、地方にばらまく財源の見返りは地方公共団体への天下り先確保であり、結果として個別のお名前は控えさせて頂きますが、現役、過去の方含めて都道府県知事さんの中でかなりの方が総務省のOBであるということに繋がっていると言わざるを得ません。

 以前の記事にも書きましたが、言わばヒトの懐に手を突っ込む形で地方自治体への財源配分の新しい形を具現化したのがこのふるさと納税制度です。

 この制度の実現と制度設計に関わった菅義偉現総理大臣と高橋洋一内閣官房参与の打ち込んだ楔が既得権益の打破へ向けての第一歩となることを願ってやみません。

 総務省としては元来絶対反対の立場なので、都市部等魅力的な返礼品を提案できない自治体の不満の声にすかさず便乗して手を変え品を変え本来の狙いを骨抜きにしようとしていると言わざるを得ません。

 

 私がふるさと納税でお願いしている返礼品の中のリピート率を含めたお気に入りのお肉系御三家(?)は、このパンチェッタ、宮崎県都城市の馬刺し、秋田県大館市比内地鶏(鶏ガラ付)です。ふるさと納税制度初期の段階では人並みに寄付額と返礼品のパフォーマンスも勘案しながら色々試してみましたが、結局嗜好第一でこのあたりに落ち着いて来ました。

 

 このパンチェッタ、原語(イタリア語)での綴りはpancetta、タレントのジローラモさんのファーストネームはPanzetta(タレント名鑑等ではパンツェッタと表記)で微妙に違います。以前テレビでPanzettaとpancettaは発音は似ているけどゼーンゼン違うものだとジローラモさん本人がテレビで話していたのを聞いたことがあります。

 このパンチェッタは「シャルキュティエ田嶋」というメーカーの商品で、パンチェッタとベーコンは基本的には燻製処理するかしないかの違いなので本来燻製処理していないものをパンチェッタと呼ぶそうですが、生産者の独自のこだわりで軽く燻製しているのとのことで、炒めると少しスモーキーな風味が立ちます。正しくはパンチェッタ・アッフミカータと呼ぶそうです。

 ここのパンチェッタは余り塩味が強くなく香りが良いので私の大好物です。

 イタリア人の生まれ変わり(容姿では無く仕事ぶりで)を自認する「出遅れおじさん」としてはテンションMaxです。

 

有り難うございました。