出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

医師会会長殿 GoToトラベルが陽性者急増のきっかけですか?

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 私 出遅れおじさんは昨日(11月20日)都内某所で行われたアルコールを伴う懇親会に参加しました。外呑み(酒席に限らず夫婦での外食も含めて)はほぼ10ヶ月ぶりです。

 日ごろから、経済活性化を訴え続けているつもりではありますが、自ら経済活動を控えているのは言動不一致もいいところですね。

 昨日の席も、参加者は4人1テーブルで、ランチ時間直後から開始だったのでほぼ店も貸し切り状態でした。特にテーブルにはアクリル等の仕切りはなかったのですが、着席すると店長が客のそれぞれの手にアルコールをスプレーして消毒し、紙製のマスクホルダーが配られました。食事中はマスクをそれに保管、食事後にそのホルダーを廃棄しマスク装着で歓談することとなりました。

 店は非常に衛生意識も高く、我々もそれなりの年齢(私が一番若いくらい)で大騒ぎすることもありませんでしたので、このレベルでしたら全く問題ないであろうと実感できました。

 しかし、世間、特にマスコミや一部の識者は昨今の検査陽性者(私はあえて感染者という用語は使いません)の増大を騒ぎ立てて、GOTOキャンペーンの全部あるいは一部の中断を喧伝しています。

 

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GoToトラベルのサイトより借用

 特に日本医師会の中川会長が、11月18日に「エビデンスがなかなかはっきりしないが」としつつもGOTOトラベルが感染拡大の切っ掛けになった事は間違いないと発言されたことが大きなニュースになりました。中にはエビデンス以降の上記括弧内を割愛して報道との話も伝聞しています。

 

 私自身、我が国の医療関係者を代表して医師会会長として、医療崩壊の未然防止や、医療関係者の負担の低減のため、一層の感染防止の努力を求める、多人数の集会の自粛を求める、さらにはGOTOトラベル等のキャンペーンの見直しを提起するのは当然のことだと思いますし、むしろ立場上もそうすべきであると思います。

 しかし、なんら証拠も無くGOTOトラベルが陽性者急増の切っ掛けであると決めつけたのは大問題であると思います。

 医師も科学者ならそう決めつけるべきではありません。

 

 当然これに対する反論も数多く出されています。一番すっきりと納得できるのは翌19日に福岡市の髙島宗一郎市長のブログでの反論です。

 市長はきちんと福岡市の宿泊施設の稼働指数と感染者数(原文に記載の通りの表現)の時系列データを挙げて、GOTOトラベルとコロナの相関関係は無い、と反論しています。福岡市は極めて第三次産業比率の高い自治体ですので危機感を持って反論したものと思います。

 「それは検査数が少ないから」というイチャモン(最近あまり聞きませんが)も想定しているようで、福岡市と北九州市政令指定都市の中で最も累積検査数が多いとのことです。

 

ameblo.jp

 何度も言っていますが、きちんと感染対策を講じ、経済活動を活性化しないとコロナでの死者を遙かに上まわる経済死(自殺)を引き起こしかねません。徒に制限や自粛を求めるべきではありません。

 

 実はこの髙島市長、現在の都道府県知事、政令指定市市長のなかで私が将来国政に出て活躍して欲しいと願っている若手政治家四傑の一人です。

 因みに、北から順番に列挙させていただければ、鈴木北海道知事、熊谷千葉市長、吉村大阪府知事、髙島福岡市長です。

(多分世論調査ナンバーワンの○泉先生!もう少し環境問題とエネルギー問題、マクロ経済学を勉強してください)

 

有り難うございました。