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出遅れおじさんです。
米国株はティッカーと呼ばれるアルファベットの略称(1~5文字)で表記されます。AT&T(T)は米国株の中でも貴重な1文字ティッカーの会社です。
アルファベットは26文字しか無く、1文字ティッカーは使用していた会社が吸収合併、破綻等で欠番になると名乗れるようで、常に欠番がいくつかありますのでさらに数は少なく、ダウ30社より狭き門と言えなくはありません。
ソフトバンクの買収で有名になったスプリントという携帯電話会社はソフトバンクによる買収後ティッカーSを使用していましたが、2020年にT-Mobile USに吸収されましたので再びSは欠番となっています。
ダウ30社はそれなりの選考基準をクリアできないと選抜されませんので、実際は遙かに狭き門です。
なんと名門AT&Tも2015年ダウ30社から除外されました。代わりに組み込まれたのはあのアップル(AAPL)です。
AT&Tのこの1年の1株あたり配当は2.08$で配当利回りは7.56%(!)です。驚くほどの高利回りですが、同社が過去36年に亘り地道に毎年1セント(年間4セント)ずつ増配してきた成果と直近の株価の低迷の合わせ技であろうと思います。
米国株を始めるに当たって、高配当・安定増配株の代表として、AT&Tとベライゾンコミュニケーションズ(VZ)はよく比較される企業です。
日本で言えばまさにドコモとauと言えばいいでしょうか。米国内携帯シェアではあまり差の無い両社ですが、やはりAT&Tは既存の電報電話事業も抱えている関係かNTT+docomoと同じく借入金負担が重く、営業利益率でもVZに軍配が上がります。
その辺りがコロナ後の回復を含めたチャートの安定度に表れているような気がします。
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