出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

価格の合理性・・docomo公開買付(その3)

当ブログを訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 以前NTTによるドコモのTOBに当たって、10月11日に、TOBが不成立とならないという前提の下で、当時の株価3,876円と買付価格3,900円との利ざやを稼ぐという超セコイ話を紹介させて頂きました。

https://deokureojisan.hatenablog.com/entry/2020/10/11/143549 をご参照ください)

 

 ごく当たり前の事として、考えることは誰も同じらしく、じわじわと価格が上昇してきています。

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Yahoo Finance 殿より引用

 週が明けて10月13日までは終値が3,876円、その後じりじりと簿記の教科書に載っている債券の「差額の性格が金利の調整と認められる」という例題と全く同様に「期限」が迫るにつれ差額が小さくなっていくのが判ります。

 下の図は出遅れおじさんが10月12日以降の終値をグラフ化したもので、終値は見事に一直線上に並び、回帰線は厳密に統計処理した物ではありませんが、今の所11月2日頃買付価格の3,900円に収束する見込みです。

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NTTドコモ終値推移

 取引時間中の高値安値も見事にプラスマイナス1円程度に収まっており「価格の合理性」を見事に具現化しています。

投資家心理恐るべし!

 

有り難うございました。