出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

命の洗濯 ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

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出遅れおじさんです。

 

 6月中旬までの予定が、コロナの影響で10月18日まで延長になったロンドン・ナショナル・ギャラリー展に家内と二人で出かけてきました。

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国立西洋美術館

 平日に出かけられるっていいですね! ナニ?投資ネタでは無いって? イベントスポンサーの大和証券殿から抽選に当たって頂いたチケットと言うことでお許しを。

 時間帯別に人数制限で予約券を発行している割には、入場人数を抑制しているためか結構入り口で並ばされました。特設ミュージアムショップも入り口が結構な大行列でひまわりのクリアフォルダーが買えずに残念でした。ただ、去年までのいろいろな美術館の激混みの展覧会等と比べると、中では随分ゆったりと鑑賞できました。

 

 でも、これはこれで貴重なコレクションであり価値ある展示ですが、久しぶりにゆったりと松方コレクションをはじめとした常設展を見て回りました。こちらはさらに空いていましたのでゆっくり眺めて回ることができました。

 それにしても松方幸次郎の審美眼は見事としか思えません。「有名どころを金に飽かして買い付けた」という感じは全くありません。モネのコレクションなど見るべきものは多いですが、有名どころでは無いコレクションはさらに見る価値があると思います。

 

 以前も見たことがあるので初めてでは無いはずなのですが、グレーズの「収穫物の脱穀」は思わず時間を忘れて見入ってしまいました。農園で作業する男達、周りの岡の上の建物や風景等がキュービズムと称されるようにいろいろな角度から見えたであろう絵として絶妙なレイアウトで切り貼りされていて時間を掛けてもかけても見飽きることはありませんでした。(本作品は松方コレクションではありません)

 

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グレーズ「収穫物の脱穀

 尚、自分で撮った写真は見上げるような大きな絵でいわゆる台形補正が必要と思われることと吹き抜けの窓の明かりが反射して見づらかったので国立西洋美術館殿のサイトから画像を転用させていただきました。

 

 

有り難うございました。