出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

2月消費者物価指数公表・・・欧米式コアCPIはようやく+2%を越えたが

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 2月の消費者物価が公表されました。

www.stat.go.jp

 CPI総合は対前年比+3.3%、生鮮食品を除いたコア指数も+3.1%の上昇となり、13ヶ月ぶりに伸びが鈍化しました。(決して前年同月を下回ったわけではありません)

 ただ、生鮮食品・エネルギーを除いたコアコアCPIは対前年同月比+3.5%となり、総合指数、コアCPIと逆転しました。

 政府の支援等によって電気代等の「エネルギー」が低下したことが効いているのでしょう。

 

 何時も私が参照させて頂いている、PwCコンサルティングの片岡剛士氏(元日銀政策審議委員)が

https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/intelligence/assets/pdf/daily-macro-economic-insights230324.pdf

 で、レポートしてくださっていますが、食料品(アルコール除く)・エネルギーを除いた欧米式コアCPIは対前年同月比+2.1%の上昇となり、ようやく+2%を越えました。

 

 昨年年初来の各指標の推移をグラフにしました。

CPIの推移



 言うまでも有りませんが、

・CPI総合   :すべての価格の平均

・コアCPI   :生鮮食品を除く価格の平均

・コアコアCPI :生鮮食品・エネルギーを除く価格の平均

・欧米式コアCPI:飲食品・エネルギーを除く価格の平均

 です。

 

 上記のPwC殿の片岡氏のレポートにはCPI総合を、「財(モノの値段)」、と「サービス」に分解して推移をグラフにして下さっています。

PwC殿資料より抜粋

PwC殿資料より抜粋




 

 2月は「財」の上昇は1月が対前年同月比+3.6%から2月は同+2.6%へと鈍化しました。

 殆どが「光熱水道費」(電気・ガス・水道)で対前年同月比ほぼ据え置き(1月に比べて-0.99%鈍化)したことによる影響です。

 「サービス」の寄与は対前年同月比は1月+0.59%、2月+0.64と若干上昇しています。

 外食や家賃、火災地震保険の上昇が効いているとのことです。

 

 で、晴れて(?)欧米式コアCPIは対前年同月比+2%を越えましたが、黒田日銀総裁が仰っていたような「安定的な2%の物価上昇維持」が可能となるのでしょうか?

 

 上記PwC殿のレポートにもありますし、私が当ブログで唱えてきたように、

物価上昇

→企業収益向上

→給与上昇

→消費拡大

→物価上昇

 の好循環が実現出来て、初めて「安定的」な物価上昇が実現できますので、今回の春闘の成果に期待したいと思います。

 これまでも言ってきていますように、上記のサイクルは放置すれば縮小均衡に陥ってしまいます。

物価上昇>賃金上昇

 の状態は、単に貯蓄を食いつぶしているのと同じ状態です。

 

 縮小均衡を打破するためには強力な財政出動が効果的なのですが、「ザイム真理教」に毒された岸田ソーリの奮起を期待したいところです。

 

 ただ、電撃(?)ウクライナ訪問等外交面で点数を稼いでいる岸田総理が、支持率上昇に気をよくして緊縮路線に戻らないか気になるところではあります。

 

有り難うございました。

3月投信運用成績・・・ひふみの売却を開始しました

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 月末になりましたので、私が保有する投資信託の運用状況をご紹介したいと思います。

 (各投信とも決算日断面、or積立日断面です)

 

 

【米国リート三兄弟】

 下記米国リート三兄弟は以下の投信のみとなりました。

 

       (取得)  (2月) (3月)  (対前月) (取得来)

・ゼウス      74   101    98 (▼ 3.0%) ( 32.4%)

・大和米国R   822 1,871 1,765  (▼ 5.7%) (114.7%)

 (合計)        896 1,972 1,863 (▼ 5.5%) (107.9%)

 

 ゼウスは、NISA口座枠の穴埋め用で少額ずつ購入していますが、当然分配金は再投資できませんので、各月の残高は当月残高と累計の受取分配金との合計を残高としています。

 大和米国Rは古くから保有している口座のみが残りましたので、騰落率110%以上となっています。

 今月は円高の影響も受け減少しました。

 併せて、利上げは不動産業やREITには逆風です。

 

 

【国内株式】

     (取得)  (2月)  (3月) (対前月) (取得来)

・ひふみ 5,250 6,066 5,858  (△ 1.6%) (△11.6%) 30万円売却

 

 ひふみ投信自体には「決算日」は無く、家内名義口座の積立日を便宜上決算日としていましたが、それも無くなりましたが、これまで通り、13日(またはその次の営業日)を引き続き決算日としています。

 

 現在積立中のHYG、東証PFFD、配当貴族の資金の為に30万円売却しました。

 今後も30万円/月のペースで売却します。

 

 今月のチャートは、売却し始めましたが、対前月で最も好成績であったひふみ投信です。

 2022年1月以降のチャートを表示していますが、過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 でご紹介しましたように、2022年に入って以来振るいません。

 

レオスキャピタルワークス殿サイトより借用

 

【海外株式】

        (取得)  (2月) (3月) (対前月) (取得来)

eMaxis全世界  300  257  300  (▼ 2.3%) (▼ 0.1%) 毎月5万円積立中

 

 積み立てている間は低調な方が・・・と強がりを言っています。

 

【海外債権】

        (取得) (2月) (3月)  (対前月) (取得来)

eMaxis先進債 1,700 1,612  1,681  (△ 1.1%)  (▼ 1.1%) 毎月5万円積立中

 少し持ち直していますが、債権券ファンドはジリ貧を通り越して厳しいです。

 

【総額】

 まだ、積立中の投信もあるので月々の経過を評価するのは難しいのですが、全体合計は以下の通りです。

 

    (取得) (2月)(3月) (対前月) (取得来)

・総額  8,145 9,908 9,701 (▼ 0.1%) (19.1%)毎月10万円積立、30万円売却 

 

 昨年の秋に取得価格約1,400万円分の600万円、評価額1,800万円の800万円強を利確、早い話が、美味しいものだけ売却してしまいましたので、残ったファンドは手堅いと言えば手堅い、パッとしないと言えば、パッとしないものだけ残ってしまいました。

 年初来はプラス0.1%と、全投信とも厳しい状況には変わり有りません。

 

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【2日続きの野球ネタ】マイアミは「奇跡」の地から「伝説」の地へ・・・+「オマケ」

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 「マイアミの奇跡」と言う言葉に即座に反応できるのは、サッカーファンで且つややお年を召した方に限られると思います。

 「マイアミの奇跡」とは1996年のアトランタ五輪のサッカーの予選リーグで日本がブラジル代表に「奇跡的」に勝利した試合を指します。

 IOCの権利の為になかなか再放送やDVDで見ることが出来ないのがもどかしいところでありますが、サッカーファンの私としては記憶に残る限りもっともエキサイティングであった試合の一つです。

 

 当時のブラジル五輪代表はオーバーエイジを含めて後にほぼそのまま2002年の日韓ワールドカップ優勝メンバーであったと言っても過言ではありません。

 ロナウドロナウジーニョ、ロベルトカルロス、パウリスタ等々。

 

 当然のことながら、攻め上がられボコボコにシュートを放たれますが、キーパ―の川口能活が「神がかった」セーブで得点を阻んで0点に抑えました。

 

 実は今回の会場である、ローンデポパークはその「マイアミの奇跡」と言われる試合があったアメフト競技場「マイアミオレンジボウル」の跡地に建設された開閉式ドーム球場です。

 

 って、昔語りをするようになると「年」だそうで、いや、しなくても「じじい」そのものですが・・・

 

 前日のメキシコとの準決勝は逆転に次ぐ逆転でハラハラドキドキの試合でしたが、決勝のアメリカ戦はさすがの両横綱が本気でぶつかり合う「がっぷり四つ」という感じの見応えのある試合でした。

 

 勿論、優勝した日本代表、破れはしましたが米国代表は素晴らしい勝負をしたと思います。

 

 普段野球を殆ど見ない私が2試合続けてじっくりと見入ってしまったくらい熱のこもった試合でした。

 

 WBCを通じてもう一つ感じたのはチェコチームの健闘でした。

 

 普段は全く別の職業を持ったいわばアマチュアのチームですが、「野球が好き」、「メジャーリーガーを含めた日本代表と試合が出来る幸せ」と言うこと自体を純粋に楽しんでいる姿に好感が持てました。

 佐々木朗希投手に強烈なデッドボールを食らった選手、あの大谷翔平から三振を奪った投手等の個人的なエピソードもあり、彼らの野球に対する情熱はひしひしと感じられました。

 

 大谷選手がフロリダ入りした際、チェコチームの帽子を被っていたことがニュースとして伝えられましたが、大谷選手にも彼らの熱い気持ちが伝わり、敬意を表していたと思います。

 

【オマケ 岸田ソーリ訪宇】

 

 一国の総理が命の危険を顧みず戦地を訪れたことを「オマケ」扱いするのは忍びないのですが・・・

 

 普段岸田ソーリの政策をまったく評価していませんが、今回のウクライナ訪問は高く評価したいと思います。

 また首都訪問だけでは無く、民間人虐殺の地ブチャを訪れ弔意を表したたことは素晴らしいことであったと思います。

 

 また訪宇のタイミングも、習近平のモスクワ訪問と殆ど同時であったことは我が国の立ち位置を明確に示すという意義もあったと思います。

 検討に検討を重ねた挙げ句このタイミングとなってしまったかもしれないことは否定しませんが。

 

 しかし、「電撃訪問」と言いながらポーランド国内の列車乗車シーン(いや、どうもインド出発時点から?)からテレビ録画されているのはナンやねん、と言いたいと思います。

 

 以前も言いましたが、この官邸の情報統制はドーなっている、と問いたいと思います。

 

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村「神様」ようやくお目覚め・・・彼を信じて使い続けた栗山監督の勝利とメキシコ監督のコメント

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 今日の話題はWBCの対メキシコ準決勝の劇的サヨナラ勝ちに尽きるでしょう。

ワールドベースボールクラシックインク殿サイトより借用



 9回裏のサヨナラ劇を演出した、大谷、吉田及び代走の周東、そして何よりもこれまで不振の極みであった「村神様」こと村上のサヨナラ打・・・すべてが「勝つ」という目標に向かって燃え上がった魂の結果では無いでしょうか。

 

 何よりも、これまで不振でベンチでの表情も曇りがちな村上を信じて使い続けた栗山監督も素晴らしい結果を残せたと思います。

 

 私自身、久しぶりにじっくりと野球を一試合通じて見たと言っても過言で輪ありません。

 

 3点先取されて同点に追いつき、2点追加されて1点返し更に2点返す。

 この逆転劇こそ野球の面白さの醍醐味であったと言って良いでしょうが、他にも素晴らしいプレーもありました。

 岡本のホームラン性の当たりをスーパーキャッチした、メキシコのアロサレーナのレフト守備は神業です。

他にも数々のスーパープレーをみせ、彼はその後の追加点にも貢献しました。

 

 奇しくも敗れたメキシコチームのギル監督のコメント

 「日本が勝った。しかし今夜の勝者は野球界そのものだ」

 (Japan advances,but the world of baseball won tonight.)

 彼自身、痺れるような試合だったのでしょう。

 

 勝者を称えつつ、最高の試合であったとコメントする当たり、素晴らしいスポーツマンシップの発露ではないでしょうか。

 

【その他】

 岸田ソーリの訪ウ等有りますが、ギル監督のコメントの前では霞んでしまいかねないので割愛します。

 

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マリモ地方創生リート投資法人<3470>より分配金をいただきました

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 マリモ地方創生リート投資法人<3470 以下マリモR>より分配金をいただきました。

 マリモRは名前の通り、「地方から日本を強くしていく」をコンセプトとした総合型リートです。

 

 地域別の物件のロケーションは関東地区(東京含む)の物件は20%強に過ぎず、関東・近畿・中部の三大都市圏以外の物件が50%を越えています。

 

 分類としては総合型とカテゴライズされていますが、住居(43.7%)・商業施設(33.5%)併せて四分の三を占めています。

 

 直近の分配実績と今後の見通しは以下の通りです。

 

21年 6月期 3,572円(426円)

21年12月期 3,924円(320円)

22年 6月期 3,817円(216円)

22年12月期 3,689円(232円)今期

23年 6月期 3,684円(358円)予想

23年12月期 3,517円(411円)予想

 

 ( )内は超過分配金(内数)です。

 マリモRは冒頭記載しましたように三大都市圏以外の地方物件中心のリートです。

 当然都市部の物件に対しては家賃収入の面ではディスアドバンテージがありますので、その差を埋め合わせるべく、キャッシュマネジメントの一環として通常の純利益を原資とした通常分配に加え、減価償却費から次期の投資額を差し引いた部分より超過分配を実施してきました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 投資口価格は、本年1月に増資を実施したことに加え、金利上昇懸念の煽りを受けてやや暴落気味ですので、今回分配金は減少しましたが、分配金利回りは6.11%で東証上場のJREITの中でも最上位グループです。

 

 「高利回りには理由(わけ)がある」

 以外の何者でもありません。

 

 本来、以前の記事でも書きましたが、増資のタイミングと言うのは絶好の買い時の筈ですが、米国のみならず我が国に於いても金利上昇の懸念が燻っており、不動産業や不動産投資法人には逆風以外の何者でもありませんので食指は動きません。

 

 手元不如意なだけだろ、と言われればその通りであります。

 

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【朝から気分の悪い話を聞いた】・・・断固として高市早苗氏を支持します

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 毎朝、目覚めの最初のルーチンは、スマホチェック・・・道具に支配されています。

 火曜から土曜までなら、米国市場のチェック。

 続いてツイッター(初心者ですが)をぺらぺら(?)と捲って話題のチェック。

 

 今朝(3月19日)は朝イチからツイッターで気分の悪い話を読んでしまいました。

 

 作家の百田尚樹氏(フォロワーの端くれです)が、youtubeチャンネルで上げている動画、

www.youtube.com

 でぶちまけており、百田氏に賛同、高市大臣を支持、岸田ソーリを批判するコメントが殺到しています。

 百田氏の暴露話の概略は(勿論、こんな下品な物言いでは無いようですが)

 

立憲民主党高市大臣の杉尾議員への発言を問題視、謝罪と撤回が無ければ、

 20日の国会で予算審議ボイコットを表明

【注】 杉尾議員が質問した挙げ句、大臣の答弁は信用できないと悪態

    高市大臣「信用出来ねエなら質問すんナ!」と応じたもの

◯岸田ソーリから(第三者を介して?)高市大臣に「立民に謝まれ!」と指示

高市大臣「謝らんワイ、ボケ!」   ← イマココ

◯岸田ソーリ、高市大臣の首を差し出す → こうなりそうな公算大

 

 勿論、情報の出所は全く明らかにされておりませんが、最悪を考えるとあり得ない話ではなさそうなのが怖いところです。

内閣広報室より借用



 そもそもの発端は、立憲民主党の小西ひろゆき議員(元総務官僚)が総務省内の内部文書を持ち出して来て、安倍総理大臣(当時)と高市総務大臣(当時)がグルになって放送法の解釈変更を総務省に迫ったということを告発したものです。

 

 高市大臣は80ページもの文書の中で自分の名前が出てくる4ページをみて、「ねつ造」と即座に断じました。

 

 ところが、一連のやりとりの中で高市大臣が小西議員の「文書がねつ造で無ければ、大臣を辞めるのか」と言われたことに応じたことにより、騒ぎはあらぬ方向に曲がってしまいました。

 森友学園の時の安倍元総理の答弁と似た構図ではあります。

 

 マスコミの報道を見る限り、松本総務大臣が「行政文書」である事を認めたことにより、文書の内容がどうこう言う以前に、「行政文書なのだからねつ造では無い」「高市大臣大ピンチ!」というトンデモキャンペーンに変化してしまいました。

 

 高市大臣を個人的に知るという有本香氏の話では、高市大臣は現閣僚の中で唯一官僚の原稿を棒読みせず、自分で答弁を作文する方のようです。

 また、雑誌のインタビュー起こしの原稿等もキチンと言い回しやニュアンスまでチェックされる方のようですので、自分が言った記憶の無い話には即座に反応出来たのだと言うことです。

 

 この総務省の文書(小西文書成るあだ名まで付いているようですが)については、作成者も不明、管理簿にも記載の無い等々のそれこそトンデモ事実が次々と判明してきましたが、マスコミや立憲民主党にはどうでも良いことなのでしょうか。

 

 或いはそれでは埒があかないから、高市大臣の「質問するな」発言を国会軽視と騒ぎ立て始めたのでしょうか。

 

 そう言う状況であるにもかかわらず、予算審議が止まるという「脅し」に屈するのでは無いかと思われているところが、岸田ソーリの情けないところでは無いでしょうか。

 

 高市大臣に対する風当たりの強さは尋常ではありません。

 

 一つはリベラルと言われる方々からの故安倍総理にも近いという政治的イデオロギーに対する反発があります。

 また、安倍・菅両元総理にも通じる官僚機構への厳しい姿勢に対して官僚の皆さんからの反発もあります。

 また直近は経済安全保障担当大臣としてセキュリティクリアランス(国家機密に接する職員等への適格性審査)にも取り組んでおり、連日の国会答弁に追われ十分取り組めていないという懸念の声も上がっています。

 これが高市大臣を貶め入れたい勢力の最大の狙いでは無いかとすら感じます。

 

 各方面から「この機を逃しては!」という勢いで高市つぶしに動いているようです。

 以前にも高市大臣については「人付き合いが悪いのが最大の欠点」という評価をご紹介しましたが、唯一の支持者であった故安倍元総理の後ろ盾が亡き後、自民党内にも高市氏を守ろうと言う勢力は少数のようです。

 

 自民党内にもう少し支持者がいれば、閣外に出すことの危険さを岸田ソーリも考えざるを得ないと思います。

 せめては党外から百田尚樹氏の挙げた声を大きく広めたいと思います。

 

有り難うございました。

3月第3週末の資産運用報告・・・やはり、彼岸底

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 3月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 3月第3週は、前週に発生した米国シリコンバレー銀行の破綻と連鎖的とも考えられるシグネチャー銀行の破綻に端を発した「ミニ」金融ショックに振り回された一週間でした。

 挙げ句にスイスのクレディスイス銀行の経営不安がまたぞろ(実は前々からそう言う兆候はあったようです)、米国発欧州伝播のリーマンショックの再来のように伝えられた混乱の一週間でした。

 あえて「ミニ」という形容詞を付けたのは、シリコンバレー銀行の破綻は同行の資産運用のリスクマネジメントに問題があったのであって、サブプライムローンのような広範な波及は無いと考えています。

 

 ひろゆきさんでは無いですが、

 「それはアナタの感想ですよね!」

 と問われると、それ以外の何物でも無いことは言うまでも有りません。

 

 これを受けて一時は29,000を伺おうかというレベルだった日経平均は16日には27,000円を切るところまで下げました。

 

 3月第3週末の主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の2月末との対比は以下の通りです。

 

     2月末 3週末

日経平均  27,445 27,333(円)

ダウ平均  32,656 31,816 ($)

NASDAQ    11,455 11,630

REIT指数 1843.21 1767.63

 

株式資産 Base  ▼105.2(万円)

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの3月に入ってからの株式資産(配当除く)は、昨日の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介のように3月に入って対2月末に対して△156.2万円上げましたが、そこから一気に▼262万円下げて、対2月末▼105.2万円マイナスになりました。

 これも同じく昨日にご紹介したように2月分の上昇(△103.2)をすべて食いつぶした形で1月末の状態に戻ってしまいました。(「戻っただけ」と言った方が正しいと思います)

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼43万円の✕、日本株REIT資産が▼62万円の✕と言う状況です。

 米国株については先月末に比べドル円相場はほぼ136円台前半から131円台後半まで4.5円弱円高ドル安に戻しましたので、為替差で▼45万円、ドル建てでほぼチャラという状況です。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の月次騰落(対前月末)分布に3月第3週末までを当てはめるとマイナス側3本目の右端まで転落しました。

月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=62



 ロシアのウクライナ侵攻の一日も早い収束を願っています。

 勿論私の場合はT朝のTM川氏とは逆で、ウクライナが矛を収めることでは無く、ロシア軍の全面撤退とプーチンの国際軍事裁判での断罪です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。