出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

「米国REIT三兄弟」の状況・・・ワクチン接種に関するハチミツ二郎さんのコメントは素晴らしい

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 7月分の「米国リート三兄弟」(新光US-REIT→ゼウス、大和米国リート→大和米国R、フィディリティUSリート→フィディR)の7月分の実績が纏まりました。

 基本的には、ゼウスは2日、他の2本は15日(今月はカレンダー通り)の決算日の基準価格で評価しました。

 

(単位:千円)

       取得額 6月    7月 (取得来)

・ゼウス     671  846  863  (+28.6%)

・大和米国R  1,351  2,337   2,342  (+73.3%)

・フィディR  1,390    1,838   1,844  (+32.6%)

(合計)        3,412    5,021   5,049  (+48.0%)

 

 資産額は6月5,021→7月5,049千円となっており、28千円の増加です(+0.8%)。

 

 当然3本とも米ドル連動で資産額は増減します。

 6月中旬から7月中旬にかけてドル円相場は110円前後で殆ど変化はありません。為替に加えて、3本の投資信託も大きく変化は有りませんでした。

 

 前々回、前回ご報告しましたように3月から5月の2ヶ月で8%の増に続いて、5月から6月の1ヶ月で為替差を除いて実質的に7%強と言うことで余り例が無いくらい順調に大きく増加しておりましたので、やや天井打ちと言う状況かも知れません。

 

 ここしばらくの米国の「行動制限の緩和効果恐るべし!」と言わざるを得ないと思います。

 

 我が国のワクチンの接種の進展は、マスコミ等の期待に反して(?)想定外に順調に進んでいるようなので、一日も早い経済活動の正常化と疲弊した各業界への的確な支援策を求めたいと思います。

 

 7月16日内閣府公表のワクチン接種回数は6,670万回を超えました。

 (詳細には調査しきれていませんが、職域接種は含まれていないと思います)

 

1回目接種完了者 40,949,434人 (人口あたり32.2%)

2回目接種完了者 25,765,094人 (  〃  20.3%)

 

 マスコミの皆さんは余り触れたくない話題のようですが、ワクチン接種回数の増加速度は先進国最速、ワクチン接種回数は世界の上位にランキングされるレベルに達しました。

 

 日々の接種状況はグラフの通りです。

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内閣府公表データを出遅れおじさん集計


 

 例によって、実績の集計が遅れていますので直近1週間の数字が低く見えますが、医療関係者を除いてコンスタントに120万回の接種が進んでいるようです。

 

 併せて、最近テレビでも「ワクチンデマ」に関する扱いが増えてきたので、これから64歳以下の方に接種を進める上で安心材料の1つであると思います。

 

 昨日(7月15日)NHKが番組で、かってコロナに感染、ご本人自身が「生死の境を彷徨った」と仰っている芸人の「ハチミツ二郎」さんのワクチンに関するコメントを放送していました。

 

 「日本は外国に比べてワクチン接種が遅れているのだから、外国の情報が手に入りやすい。正しい情報を得て摂取するか否か判断して欲しい」

 

 ハチミツ二郎さんのコメントは下手な専門家のコメントより遙かに的を射ていますし、NHKの報道に久しぶりに賛同しました。

 

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ファイ?フレンチピーポー! ふらんす語のお勉強(4)

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 会社の現役を退き、自由な時間が増えたので、一番時間を費やしているのが「料理」、二番目が「フランス語のお勉強」と言うことで、10ヶ月近く前になりますが、

deokureojisan.hatenablog.com

deokureojisan.hatenablog.com

deokureojisan.hatenablog.com

 

と3本も記事をアップさせて頂きました。

 

 フランス語を始めた初期の段階でしたので、発音や数の数え方等の他国の方から見ればなかなか理解しがたい、フランス語に関わるグダグダを、厚切りジェイソンさんを真似て、

「ファイ?フレンチピーポー!」

と言わせて頂きました。

 

 勿論これは英語なので、渾身の仏作文で、

Pourquoi les Francais?!(プールクヮ レ フランセ?!)

 

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2009年8月撮影

(このフーケというカフェはイエローベストデモで焼き討ちに遭ったそうです)

 時は流れて、フランス語の2回目の試験も近づき、お尻に火がついた状態ですが、勉強が進むにつれ、外国語のテキストには往々にしてその国民性、民族性が如実に表れると言うことを改めて実感させられています。

 

 愚息からの受け売りで恐縮ですが、ロシア語会話のテキストには、

 「お飲み物は何になさいます?」

 「今日は車なので、ビールを・・・」

 という今日の日本の規範感覚からは恐ろしくかけ離れた会話があったそうです。

 

 今回フランス語のテキストを読み進んで行くにつれて頻繁に見かける例文が、

 「お金が無い」

 「仕事が無い」

 という発言です。フランスの方がすべてそうだとは言いませんが、特に会話のモデルになった若年層には極日常的にありふれた話題なのかも知れません。

 

 イタリア人(決めつけた言い方で誠に恐縮ですが)程では無いにせよ、「オトコ」目線で女性をみる事も多いようです。

 

 通信教育で授業を聞いているのですが、講師陣もフランス化しているのか、

 「フランス語は名詞に性があるので、友達と食事に行くと家族等に言う場合、相手が女性だとすぐにバレる。」

 なんてのは序の口で

 「語尾の子音は発音しないので、口で言うときは食事に行く相手が一人か複数かはごまかせますが、メールなど文字で知らせるときは注意が必要です。」

 など、極めて有効な知恵を授けてくれます。

 「もし差し支えなければ、近くまで同行しましょうか?」

 という例文については

 「特定の異性と急速に親しくなりたい場合には極めて効果的な表現です。」

 とまで教えてくれます。

 

 講師陣の発言のみならず、テキストの例文にもフランス語で

 「彼の左側にいる美人は誰?」

 なんて、日常茶飯事です。

 

「彼は deux amoureuse を持っている」

 と言うのが出てきて、直感で「アレ?」と感じて、ドゥ(2)とアムールーズ(愛人)を念のため辞書で確認。

 「彼には二人愛人がいる。」

 が正しい訳のようでした。

 

 家内にそれを話すと「おじさん達に飽きさせないように・・」と笑っていますが、思わず絶句したのが以下の文章です。

 

 Nous ne nous verrons plus. Il ne faut pas continuer ce genre de chose.

 「もう会うのは止めよう。こんなことつづけていちゃいけないんだ。」

 

 背徳感溢れ、思わず頭の中に、森田童子さんの「僕たちの失敗」が流れてきました。

www.youtube.com

 

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スターツプロシード投資法人(8979)より分配金・・・いつの間にか高NAV倍率へ

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 スターツプロシード投資法人(8979 以下スターツR)より分配金を頂きました。

 名前の通りスターツ(8850)のグループ会社です。

 

 最近スターツは、営業店舗「ピタットハウス」よりも、スポーツイベントのスポンサーとして名前をよく聞きますし、陸上競技部等スポーツ活動にも熱心に取り組んでいます。

 

 でも、我々世代には「ピタットハウス」というと衆議院議員後藤田正純氏の奥様である水野真紀(初代「きれいなおねえさん」の方が有名?)さんのイメージが強すぎるようで、新キャラクター小島瑠璃子さんへの世代交代を促進しようとしているのか、自宅近くのピタットハウスには小島瑠璃子さんと水野真紀さんの写真が並んで掲示されていますが・・・

 決してコジルリさんが「不足」と言うわけでは無いと思います。

 

 本題のスターツRはプロシードブランドの賃貸マンションを都心と言うよりは東京近郊に展開している住居専業リートです。

 分配金の過去に実績と今後の見通しは以下の通りです。

 今期は2月時点での見込みとの比較も表示しています。

2020年4月期   5,059円

2020年10月期 5,488円

2021年4月期  4,530→4,663円(今期)

2021年10月期 4,500円

2022年4月期  4,520円

 

 今期の分配金はコロナ以前の水準には達していませんが、当初の見込みよりやや増配傾向で、これが投資口価格にも反映されており6月以降上場来最高値を更新中です。

 

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Yahoo Finance殿より借用

 普通の事業会社では余ほど先行きの怪しい会社でも無い限り資産倍率PBRなんて気にしないのですが、特に住居系リートでは資産価値がそんなに急上昇するはずも無く、資産倍率(NAV倍率 NAV=Net Asset Value)が1を大きく上まわると「バブってる?」と疑心暗鬼にならざるを得ません。

 

 スターツRのNAV倍率は1.16で16%水増し(?)と言うことになりますが、上場全62銘柄の平均倍率と同水準です。

 全上場62銘柄をNAV倍率でソートすると、スターツRは32番目と言うことでほぼ平均値で有り中間値でもあるという状況です。

 

 さすがに、NAV倍率の上位は物流系リートが名を連ねています。事業形態からしてコロナ禍でも分配金(利回りは低利ですが)、投資口価格ともびくともしなかった物流系リートは事業展開次第で大きく物件からの収益を向上させることも出来ますので納得できます。

 

 私自身は「配当 命!」を信条としていますので、全く物流系のリートは保有しておりません(逆にホテルリートで痛い目に遭いました)が、スターツRよりNAV倍率の高い銘柄を列挙すると

 

星野リゾートR(3287) 1.37倍

・インベスコR (3298) 1.28倍(売却済。公開買付の影響?)

・サムティレジR(3459) 1.26倍

大和証券リビR(8986) 1.24倍

・スターアジアR(3468) 1.24倍

・Oneリート (3290) 1.21倍

・タカラリート (3492) 1.20倍

 

 なんとスターツRより低NAV倍率のリートの方が少数派でした。

 悪い癖で何時も分配金利回りしか見ておりませんでしたので、改めてNAV倍率をチェックした結果、想定外に高NAV倍率であったことが判りました。

 

 よくそんなことで資産運用が・・・と言う声が聞こえそうです。

 

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是か非か・・・ポートフォリオとしての国内債券

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 月々の資産運用報告で紹介させていますとおり、私の金融資産の構成は以下のようになっております。(6月末実績)

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資産構成

 総金融資産のうち52.8%が株式(日米株式、REITETF等上場有価証券)と投資信託、所謂リスク性資産です。

 このリスク性資産の向け先別の構成(国内or国外、株式or債権or不動産)は以下の通りです。

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リスク性資産 向け先構成

 本日は10日(今月は12日)が決算日のダイワアセットマネジメントが運用する大和日本国債ファンド(以下 大和国債F)と、同じく日本国内の債券を投資対象として明治安田アセットマネジメントが運用する明治安田日本債権ファンド(愛称ホワイトウイング 以下Wウイング)の運用状況のご紹介をします。

 私の金融資産の中で国内債券を投資対象としているものはこの2本です。

 

 大和国債Fは以前の記事でもご紹介しましたが、私の保有資産の中では最も古くから、かつ単体の投資先としては「ひふみ投信」と並んで最大口の投資先となっております。

 

 Wウイングは一昨年頂いた退職慰労金の三分の一をeMAXIS SLIM先進国債券インデックスファンドと積み立てております。

 老後生活を目前にした所での退職金の運用ですので、余りリスクを取るのも如何なものかと言うことで内外の債券系のファンドを選択,これに関しては「胸を張って」とは言いすぎですがそれなりの理屈づけは有ります。

 

 が、日本国債を投資対象とする日本国債Fを持ち続けている(しかも2021年3月まで積立)と言うことには何か割り切れないモノがあります。

 

「非国民」の誹りを・・・

 なんて言うつもりもありませんが、投資対象としては「イマ時、日本国債かよ・・・」という気持ちはないでもありません。

 ポートフォリオの一環として自国債権を投資対象とするのは至極真っ当な事なので・・・

 

 と考え始めると、スッキリしません。

 

 両ファンドの直近までの運用成績は以下の通りです。

 

       取得額    評価額

・Wウイング   700千円    706千円 (取得来 0.8%) 積立中

大和国債F 7,938    8,215  (取得来 3.5%) 3月まで積立

 合計    8,638    8,921  (取得来 3.3%) 

 

 いずれにせよ、私が愛用している定期預金(年利0.2%)より多少は良いという感じです。

 

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【モーサテ日記】堀古氏の言うことはやはり判りやすい・・・

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【おことわり】

 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。

 

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テレ東殿サイトよりかってに借用

 今朝(7月12日)のモーサテ 「プロの目」のコーナーはホリコ・キャピタル・マネジメント社の堀古英司氏がコメンテーターで、テーマは「バブルには逆らうな」でした。

 タイトルから察する限り、現行の相場上昇を肯定し、さらに買いを煽るトーンであろうとは容易に想像がつきました。

 堀古氏の解説は以前にも取り上げましたが、事柄の背景を非常に判りやすく解説してくれるので、同番組の解説陣の中でも最も信頼しているメンバーの一人です。

 

 ただ、解説が判りやすく信頼できるということと、ポジショントーク(例えば買いポジションを持っている人が買いを煽る行為)で無いかということは全く別物です。

 

 以前、マネックス証券の広木隆氏に関するコメント記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で申し上げたとおり、投資に関するコメンテーターを信用するか否かは、ポジショントークであるかどうかは別に、例えば相場が上がると言ったその根拠が自分で納得できるかどうかに尽きると考えております。

 自分で納得できないモノ、調べてもわからない物はアドバイスでは無くただの「お告げ」と受け止めるべきです。

 

 そう言う意味で、堀古氏は今の上げ相場がバブルで無いと言っているわけでは無く、「バブルに逆らうな」イコール「バブルの波に乗れ」、即ち「もう暫くバブルは続く」ということを言っているのです。

 堀古氏が株式相場が心地よいと感じる条件として挙げているのは、

FRBが緩和的である(資金供給が継続)

・市場が怖がっている(2~3月には金利上昇を警戒)

・株式が割安である(2002年以降S&P500益利回りが10年債利回りを超えている)

 と言うことを上げています。

 

  金利の当面の見通しについても堀古氏は「ニンフレ(ニセのインフレ)懸念」と一刀両断しました。

 同時にゲスト出演されていたみずほ証券の山本雅文氏はインフレ懸念は続くと真反対の主張をされました。

 

 どちらを信頼するかに関しては、山本氏が揚げた経済視点、「失政により政権交代」の解説で、

「コロナの抑制に成功した中国、オーストラリアに比べ・・・」

 と我が国のコロナ対策を失政と断じていましたが、そういうことを言っているようでは傾聴するに値しないと評価しても良いと思います。

 実態の全く判らない中国と、自国民であっても感染警戒地域からの帰国を禁止した、人口25百万人のオーストラリアと比較する時点で如何なものかと思います。

 

 少なくとも、私は堀古氏の主張の方が信頼に足ると評価していますし、彼の言う

・バブルが来る前に(買え)

・すぐに利食いしない

・今割高でもためらわない

空売りしない

 というポジションをもう暫く維持することにためらいはありません。

 (コロナショックを売り逃げそびれたオマエの言うことは信用ならんというご批判は痛いほど身にしみています)

 

勿論、投資は自己責任でお願いします

 

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「継続は力」を信じて愚直にルーチン・・・QYLDとPFFの分配金でQYLDを購入

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 グローバルX NASDAQ100カバードコールETF(QYLD) とiシェアーズ優先株式・インカム証券ETF(PFF)より分配金、配当を頂きました。

 

 QYLDは5月24日の権利落ち日(米国株やETFに配当落ちという概念があるのかは判りませんが)に購入、6月9日にPFFの分配金他で買い増しを行っており、今回が初めての分配金です。

 

 直近の分配金の実績は以下の通りです。

 

2021年4月 0.228265$

2021年5月 0.220700$

2021年6月 0.193932$(今回)

 

 6月分配の利回りは10.3%です。

 7月分(8月月初分配予定)は中旬以降に公表となるようですが、いきなり初回から減額とは行く末に一抹の不安を感じざるを得ません。

 

 PFFの分配金は以前の記事 

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたように、2019年の平均的分配金は0.2$程度、2020年は0.18%程度、2021年は0.15$台の分配が定着しており、年々着実(?)に分配金は減少しております。

 

 いずれにせよ、毎月分配の両ETFの分配金は何れも月初めに頂けることから、QYLDの追加購入に充てることとしております。

 (PFFを追加購入という選択肢は今の所有りません)

 

 今回の分配金の受取と追加購入の実績は以下の通りです。

 

【QYLD受取配当】

単価✕数量 0.19393$✕368口

国税     7.13$

国内税    13.03$

合計       51.20$

 

PFF受取配当】

単価✕数量 0.15408$✕220口

国税     3.38$

合計         30.51$

 

受取配当合計 81.71$

 

【QYLD購入】

単価✕数量  22.505$✕4口

手数料     0.44$

合計         90.46$

 

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Google Finance殿サイトより借用


 

 今回の4口の購入によりQYLDの保有口数は372口になりました。

 

 QYLDに未来永劫10%を超える分配を期待できるものでも無いとは思いますが、税引き後手取で7%、PFFもほぼ同規模の資産額(100万円弱)を保有しており手取分配金利回りは4%弱ですので、暫くこのルーチンを継続して、ほぼ年利10%強、月利1%の複利の威力を見てみたいと思います。

 「継続は力」を信じて・・・と言うものの、私 今月から年金生活ですので、「老後の為の資産形成」の時期は卒業なんですが・・・

 

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7月第2週末の騰落・・・緊急事態宣言の影響は如何に

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 7月第2週末の資産状況のご報告です。

 併せて月が明けて2日しか有りませんでしたが、第1週末の値もご報告させて頂きます。

 

 第2週のトピックスは、米国株は元気! 日本株はイマイチという二極分化に尽きるでしょう。

 前週末の米国雇用統計の結果が「程よい」改善であったことが好感され米国株式市場の主要指標は堅調に上昇しました。

 特にNASDAQ指数は4営業日中の3営業日は最高値を更新、S&P500指数は2営業日最高値更新という状況でした。

 

 米国市場においては「程よい」というのが大切なようで、金融緩和の正常化という最も恐れられていたことが遠のいたと受け止められ、10年債の金利も前月末まで1.5%を超える水準でしたが、第2週末には1.3%台まで低下しました。

 

 これを受けてドル円相場も月開けは一時111円台に乗せていましたが、110円そこそこまで戻しました。

 

 国内においては、もう2日も同じタイトルで記事を上げさせていただいておりますように東京都では4回目の緊急事態宣言が発出され、首都圏4都県の東京オリンピック競技は無観客海佐となることが決定しました。

 これを受けて、日経平均は6月末以降原器はありませんでしたが、第2週末はさらにジリ貧でした。

(東証Jリート指数の方が回復は早いと言うか、今までが出遅れていただけですが)

 

 「因果関係はよくわからないものの」飲食店等への一段の締め付けが行われるようで、発出により影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 7月第1週、第2週の主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の6月末との対比は以下の通りです。

 

     6月末   1週末    2週末 

日経平均  28,791  28,783  27,940(円)

ダウ平均  34,502  34,786  34,870($)

NASDAQ  14,503  14,639 14,701

REIT指数 2150.73 2162.16 2174.61

 

株式資産  Base  △39.0  △22.4(万円)

 

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)

 私 出遅れおじさんの株式資産は6月末に比べ、一旦は上昇の気配でしたが、第2週の週末には先月末に対してギリギリ水面首だし状態となりました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産が14万円強増、日本株REIT資産が8万円程度の増という状況です。

 ただ前述のように、先月末に比べドル円相場は1円ほど円高になっていますので、米国株資産は12万円円高で☓,ドル建てでは26万円上昇という感じでしょうか。

 

 日本株REITの峻別は出来ておりませんが、指標から見て、日本株は大きく☓、REITは◯という状況であろうと思います。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に7月第2週末までを当てはめると、プラス側のギリギリの位置に踏みとどまっています。

 

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=42

 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところです。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この○×は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。