出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【決算発表アレコレ】信越化学、キヤノン。ヒューリック

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信越化学<4063>】明日が怖い!?

 

 本日(4月25日)の大引け後に公表された同社の2024年3月期決算は「残念」の一言でした。(対2023年3月期)

 

 売上高 ▼14.0%

 経常利益▼22.8%

 純利益 ▼26.6%

 

 来期(2025年3月期)利益及び配当予想の公表は「見送り」となりました。

 

 決算発表前に「残念」が漏れていたとは思いたくもないですが、決算発表前にもかかわらず本日の株価は▼2.68%と日経平均の下落率(▼2.16%)を大きく上回る下げとなりました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 明日はさらに大下げとなるのでしょうか。

 

 

キヤノン<7751>】そこまで下げるほど残念な決算ではないけど

 

 上記の通り本日の日経平均は▼2.16%の下げとなりましたが、私の保有銘柄で本日最も下げたのは昨日2024年12月期第1四半期決算を発表したキヤノン(▼8.42%)でした。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 ただ、同社の1/四期実績対前年同期比及び当年度(2024年12月期)予想の増減は以下の通りでした。

 

     対前年同期 当年度予想

 売上高 △ 1.8%   ±0.0%

 営業利益▼ 5.2%   ±0.0%

 純利益 △ 6.3%   ±0.0%

 

 

 と、そんなに悲観する決算発表ではありませんでした。

 営業利益見通し他が市場の期待に届かなかった(FISCO報道)他、当年度見通しが保守的過ぎ(≒消極的)等の要因があり、株価の下落に繋がったと思われます。

 

 ただ当年度見通しの前提条件はキヤノンの公表資料によると、米ドル為替が141.87円/$(前期実績140.85円/$)とかなりの円高を想定しているので保守的となったのではと思われます。

 

 

【ヒューリック<3003>】単なる売却の期ずれ?

 

  本日午前中の終わりに公表された同社の1/四期決算は以下の通り、数字だけ見ると「残念」な結果でした。

 これを受けて同社の株価は前日比▼4.27%と絶不調の百貨店銘柄と並んで2位グループでした。

 

 売上高 ▼ 4.4%

 経常利益▼33.1%

 純利益 ▼27.9%

 

 同社の公表資料によると、不動産の売却が2/四期以降にずれ込んだ結果とのことで、当年度の見通し及び配当予想も+4%前後となっていますので、キヤノン同様そこまで下げなくても、という気持ちです。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 ただ、上記両銘柄(キヤノン、ヒューリック)とも買い増しに臨むか? と問われると「No!」と言わざるを得ません。

 

 ヘソの曲がりの局地の自覚症状はあります。

 

 

有り難うございました。

4月の投資信託の運用状況ご報告

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 月末になりましたので、私が保有する投資信託の運用状況をご紹介したいと思います。

 (各投信とも決算日断面、or積立日断面です)

 

 なお、法人への貸付資金調達のため各投信の取り扱いは以下の通りとします。

 

【米国リート】

 下記米国リート三兄弟は昨年11月末に大和米国リートを全数売却しましたので、以下のゼウスのみとなりました。

 

       (取得)  (3月) (4月) (対前月) (取得来)

・ゼウス      74   105  103 (▼ 1.4%) ( 39.7%)

 

 ゼウスは、NISA口座枠の穴埋め用で少額ずつ購入していますが、当然分配金は再投資できませんので、各月の残高は当月残高と累計の受取分配金との合計を残高としています。

 少額、かつ旧NISA口座のため当面放置します。

 

【国内株式】

     (取得)  (3月)  (4月) (対前月) (取得来)

・ひふみ 1,350 3,499 3,318  (△ 3.7%) (△145.8%) 30万円売却

 

 ひふみ投信自体には「決算日」は無く、家内名義口座の積立日を便宜上決算日としていましたが、それも無くなりましたが、これまで通り、13日(またはその次の営業日)を引き続き決算日としています。

 

 今後も30万円/月のペースで売却、あるタイミングで全額売却予定です。

 

 今月の上昇率トップはひふみ投信でした。

レオスキャピタルワークス殿サイトより借用



 

【海外株式】

        (取得) (3月)  (4月) (対前月) (取得来)

eMaxis全世界  950 1,151 1,177  (▼ 2.1%) (△27.9%) 毎月5万円積立中

 

 さすがのオルカンも、主要2カ国、米国株(62.6%)・日本株(5.6%)が4月に入って低調なので久しぶりに対前月マイナスとなりました。

 

 1月積立分より新NISAつみたて投資枠での購入です。

 (既積立額:新NISA 20万円、特定75万円)

 

 特定口座内のオルカンは新NISAに移し替える予定です。

 オルカンは現在のところ、予定額(250万円)まで積み立てて継続保有の予定です。

 

 

 

【海外債権】

       (取得)  (3月)  (4月)  (対前月) (取得来)

eMaxis先進債 2,350 2,579 2,641  (△ 0.5%)  (△12.4%) 毎月5万円積立中

 

 積立予定額(というか積立財源)は250万円なので、残り3ヶ月、7月には終了の予定ですが、5月分の積立を最後に積立停止しました。

 いずれかのタイミングで全額売却の予定です。

 

【総額】

 まだ、積立中・売却中の投信もあるので月々の経過を評価するのは難しいのですが、全体合計は以下の通りです。

 

    (取得) (3月) (4月)  (対前月) (取得来)

・総額  4,724  7,334  7,240 (△ 1.5%) (△45.6%)毎月10万円積立、30万円売却 

 

年初来は同じくプラス11.4%。多少足踏み気味です。

 

これまでもご紹介しましたように、

 ひふみ売却→ETF購入30万円(投資信託→株式 に資金が移動)

 投信積み立て    10万円(預金→投資信託 に資金が移動)

していますので、差し引き20万円/月ずつ投資信託の財源が小さくなってきています。

 

有り難うございました。

エイリスキャピタル<ARCC>より「ナゾの還付金」・・・「愚直に」とばかりも言っていられなくなって

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 エイリスキャピタル<ARCC>より待ちに待った、というかこの時期恒例の「ナゾの還付金」を頂きました。

 頂いた金額そのもの、及び2023年各四半期の1株利益、1株配当、還付金の推移は以下の通りです。(単位:$/株)

 

    利益 配当 還付

3 月期 0.57 0.48 0.03688

6 月期 0.58 0.48 0.03688

9 月期 0.59 0.48 0.03688

12月期 0.63 0.48 0.04367

年計  2.37 1.92 0.15431

 

 ご存じの通り、ARCCはBDC(Business Development Company市場から資金を調達するベンチャーキャピタル)の最大手です。

 BDCは国内のREIT等と同様に純利益の90%以上を配当金として分配することによって米国内の法人税を免除されています。

Google Finance殿サイトより借用



 ARCCの業績自体は堅調で、これまでも適宜増配してきました。

 直近では2022年9月期より0.43$→0.48$と大幅増配(さらに追加配当0.03$を支給した時期もあり)して現在に至っています。(1株利益は配当金の1.1倍を上回っていますが)

 

 今回の「還付金」と配当を合算すると20.73$で1株利益の9割を少し割り込むくらいですので、どう考えても追加配当金だと理解するのが正確なようですが、「還付金(多分Refund)」と言う名目で支給されると源泉税を免れられるようですのでありがたいです。

 

 こんな細かな心遣い! エイリスちゃん!! 大好き

 この銘柄が国内で買えなくなったのは残念としか言いようがありません。

 

 ちなみに頂いた「還付金」は、NISA口座122株、特定口座678株分ですので

 0.15431$×(122+678) = 123.47$

 です。

 

【「愚直にルーチン」とばかりも言っていられなく・・・】

 

 ARCCの配当金はこれまでの私の「愚直」ルールに則れば、BHPの購入に充てることとなりますが、先日の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたように、近々マイクロ法人を設立したいと考えており、現有の保有株式を

 ・売却して代金を法人に貸し付ける

 ・継続保有する(墓場まで持って行く)

 に、分割することになります。

 

 どれを残して、どれを売却するかを検討し始めているところですが、BHPは間違いなく「売却」と考えていますので、新たに購入することもないと判断しておりますので、「愚直にルーチン」は見合わせます。

 

 アレコレ悩んでいる内が一番楽しいのでしょうが・・・

 

有り難うございました。

【JREIT分配金二題】スターアジア不動産投資法人とサムティレジデンス投資法人

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【スターアジア不動産投資法人<3468 以下スターアジアR>より分配金】

 

 スターアジアRは、独立系のスターアジアグループをメインスポンサーとし、三井住友信託銀行を実部母体とした総合型リートです。

 

 このブログでも過去の記事でご紹介しましたが、2020年8月1日付けでさくら総合リートに敵対的買収を仕掛けて成功しました。

 

 旧来のスターアジアRはオフィス、住居、ホテル等を中心とした総合型リートで、一方のさくら総合リートは首都圏、特に都心部のオフィス、住居、商業施設を特異とした総合型リートでした。

 

 買収によってアセットタイプはやや分散し、ロケーション配分はやや都心部に重心が移ったという状況ですので、買収としては上手く行ったのでは無いかと思います。

(しかも後述のように安い買い物だったようです)

 

 直近の分配金の実績及び今後の見通しは以下の通りです。

 

22年7月期 1,476円

23年1月期 1,491円

23年7月期 1,586円

24年1月期 1,524円(今回)

24年7月期 1,520円(予想)

25年1月期 1,538円(予想)

 

 前々期(23年1月期)までの分配金には内部留保の取崩(1月期44円)が含まれていますが、内部留保の取崩は今回以降はありません。

 

 ナゼ内部留保が?・・・とお思いでしょうが、これはさくら総合リートを買収したときの「負ののれん代」によるものです。

 

 簿記をやった方ならお判りでしょうが、企業買収をしたとき買収額に対して簿価が低ければ「のれん代」として償却資産に計上できます。

 

 逆に買収額に対して簿価が高ければ「負ののれん代」として、特別利益に計上できます。

 「ドンダケ安くさくら総合リートを買いたたいたんジャイ!」

 と、言いたくもなりますが、内部留保が無くなっても増分配が予想されていると言うことは資産の運用が奏功していると言うことなのでしょう。

 

 今回の分配金での利回りは5.0%で、最近元気の無いJリートの中では投資口価格は比較的堅調、利回りランキングではベスト10圏を少し外れた辺りまで下落しています。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 

サムティ・レジデンシャル投資法人<3459 以下サムティRR>より分配金】

 

 サムティ<3244>自体はホテル等も運営していますが、サムティRRは住居、しかも非東京23区、どちらかというと中部・関西(計44.7%)の物件が中心で、23区の物件は6.7%(内都心5区は0.6%)にすぎません。

 

       (括弧内は超過分配込み)

22年7月期 2,775円(3,021)

23年1月期 2,420円(2,753)

23年7月期 2,562円(2,788)

24年1月期 2,670円(2,841)今期

24年7月期 2,294円(2,592)予想

25年1月期 2,321円(2,621)予想

 

 サムティRRは定常的にキャッシュマネジメントの一環として、償却費から今後の投資額等所要額を差し引いた額を超過分配金として通常の純利益と合わせて分配しています。

 

 地方に立地する賃貸住宅等の都市部立地物件に対するハンディを埋めるための致し方無い施策だと思っています。

 同様に地方立地物件中心のマリモ地方創生リート投資法人<3470>も超過分配を行っています。

 今回分配金で5.3%、次回以降分配金が減額見込みですので4.8%とJREIT全体では「上の下」くらいの位置づけです。

 投資口価格も元気はありません。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 今回の2銘柄以降のJREITの分配金(星野リゾート除く)は全銘柄とも、新旧NISA口座ですので源泉徴収はありません。

 

 

有り難うございました。

日本銀行によると、金利を上げれば家計が潤う ってヨ!

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 4月19日放送の文化放送「おはよう寺ちゃん」のゲストMCPチーフストラテジスト嶋津洋樹氏が番組の中で、日銀が金利を1%上げると、家計が潤う」と公表したレポートで言っていた、と発言され、「日銀は利上げしたいんでしょうね」と冷ややかに吐き捨てました。

 (嶋津氏は紳士なので「吐き捨てる」という表現はあくまでも私の脚色ですが)

 

 嶋津氏がコメントした日銀のレポートは、前日の4月18日に公表された、「金融システムレポート」です。

 日本銀行がどういう分析の上でかくなる結論に至ったか? 気になりました。

www.boj.or.jp

 問題の下り(?)は上記サイトの半ば辺りに下の図とともに

日銀 金融システムレポートより


 

【引用はじめ】

 家計部門においては、景気改善とそのもとでの金利上昇は、全体として、所得や利息収支の改善につながることが見込まれる。住宅ローン債務者も、激変緩和措置によって短期的な元利返済額の増加が抑制されるほか、預金など保有資産からの利息収入の増加が返済負担を部分的に相殺する

【引用終わり】

 

 と、あります。

 

 「景気改善とそのもとでの金利上昇」というのが極めて前提として楽観的すぎるのですがソコへの突っ込みは後述するとして、要は住宅ローンを抱えていても「激変緩和措置」のお陰で急激に利払いは増えないという前提の下で金利収支は改善されるとのことです。

 激変緩和措置は一時的なものでローンの支払いはその後ずっと続くということは全く無視されています。

 

 そもそもこの図は良くわかりません。

 

 そもそも、金利関連収支変化の中間値を示す菱形の位置を見ると「ローンあり」の人のマイナスの方が大きいので、全体がプラスと言おうなら「ローンあり」の人は少数派?

 

 ということで、トップに張られた本文のリンク先

https://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/data/fsr240418a.pdf

 を読んでいくと、本文33ページに出てきた図

 

日銀 金融システムレポートより



 で、漸くローンありの世帯構成比は23%と分かりました。

 

 ついでに言うと、1%の金利上昇はローン金利も+1%、預金金利も+1%と見ているのでしょうか。

 あり得ない前提ですよね。

 

 さらに言うと、左の金融資産・負債の分布を見るとローンなしの人の金融資産は「預金」約1000万円、「その他金融資産」500万円とあるではありませんか。

 

 政府の統計等見る限り、預金の半分規模の金融資産って「か ぶ し き」ですよね、

 

 +1%の金利上昇で、株式の影響はどう見込まれているのか是非伺いたいと思います。

 

 振り出しに戻って、「景気改善とそのもとでの金利上昇」という楽観的きわまりない前提条件については、マクロ経済理論ではあり得ない前提条件と言わざるを得ません。

 米国が利下げできないほど高金利でも好景気というのはそれまでのコロナ以降の膨大な財政支出の効果(弊害と言っても良いと思いますが)であることを忘れてはならないと思います。

 

 とりあえずは「激変緩和措置」でとりあえずは金利上昇でも家計が潤うとしても、そのうち失業という事態は想定し得ないのでしょうか。

 

 しかも、この33ページの要旨は、ローンのDSR(可処分所得に対する返済額の割合)が高い世帯では債務返済能力が悪化しうることも踏まえて、大作を丁寧に実施する必要があると警鐘を鳴らしていますが、そう言う方々をケアさえしておけば全体で問題なしとするのでしょうか?

 

 そこまでして、金利を上げたいのでしょうか。

 嶋津氏に成り代わって「吐き捨て」ておきます。

 

 

有り難うございました。

4月第3週の資産運用報告・・・歴史的下落ですが、泣いてません!

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 4月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 4月第3週のトピックスは先週からの続きで、米国内のあまりの経済の堅調さに、利下げ期待が「遠のいた」を通り越して「吹っ飛んだ」と表しましたが、NY連銀のウイリアムズ総裁がついに「利上げも排除しない」とぶち上げたことに加えて、半導体銘柄の失速の懸念も加わり、金利敏感分野でもあるNASDAQは低調でした。

 

 日本国内では、イスラエルによるシリアのイラン大使館爆撃に端を発した中東地域での軍事大国(しかも双方核保有?)同士の紛争の拡大が懸念されるなか、東京市場の取引時間中に「イスラエルがイランに反撃報復」とのニュースが伝わり日経平均は3年ぶりの「大下げ」となりました。

 

 ただ、イスラエルの反撃も先日のイランの反撃同様「抑制された」ものだったようで、その後の週末のニューヨーク株式は多少戻しました。

 (NASDAQは相変わらずですが)

 

 不謹慎を承知でいわせて頂くと、吉本新喜劇

 「今日はこれくらいにしといてヤル!」

 のやりとりの一往復が終わったところのようで、双方拡大させる意図もないようですので、翌週は多少上昇に転じるのではないでしょうか。

(一切責任は持てませんが・・・)

 

 4月第3週末の主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の3月末との対比は以下の通りです。

 

     3月末  3週末

日経平均  40,369 37,068(円)

ダウ平均  39,807 37,986($)

NASDAQ    16,376 15,282

REIT指数 1794.97 1779.04

 

株式資産 Base  ▼251.7(万円)

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの4月に入ってからの株式資産(配当除く)の評価益は、対前月▼251.7万円のダブル大台割れとなりました。

 3月末の私の株式資産+4月購入資産の合計が7,863.9万円ですので、第3週末断面で対前月-3.20%となり、JREIT指数以外の指数には勝ちました。

(と短くドヤる!)

 

 今月も残すところ一週間と一営業日ありますが、対前月騰落▼250万円越えは歴代ワースト2位or3位というレベルですが、コロナショックの頃(歴代1位、2位)のような「焦燥感」はありません。

 私自身が上記のようにイスラエルとイランの紛争に対してやや楽観的に見ていることと、ここしばらく超上昇基調でしたので、▼250万円なら2月末に戻っただけという気楽さもあるのかもしれません。(日々の推移を蓄積しているお陰でもあります)

 

 

JREIT指数 -0.9%

出遅れ  -3.2%

ダウ平均 -4.8%

NASDAQ  -6.7%

日経平均 -8.2%

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼14万円の×、日本株REIT資産が▼238万円の×とう状況です。

 米国株については先月末に比べドル円相場はほぼ151円前半から154円台前半まで3円ほどドル高になっていますので、為替差で△42万円、ドル建てで▼56万円の×という状況です。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の月次騰落(対前月末)分布図に4月第3週末を当てはめると、マイナス側6本目の右端というところです。

月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=75



 ロシアのウクライナ侵攻の一日も早い収束を願っています。

 勿論私の場合はT朝のTM川氏とは逆で、ウクライナが矛を収めることでは無く、ロシア軍の全面撤退とプーチンの国際軍事裁判での断罪です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

 

有り難うございました。

【二題話】3月消費者物価指数公表、性懲りも無く410号線経由で蕎麦を食べに館山へ

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 3月の消費者物価指数が公表されました。

https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

 CPI総合は対前年比+2.7%、生鮮食品を除いたコア指数も+2.6%の増となりました。

 生鮮食品・エネルギーを除いたコアコアCPIは対前年同月比+2.9%となり、昨年2月以降総合指数とコアCPI逆転していましたが、政府の支援等による電気代・ガソリン代等の「エネルギー補助金」の効果によるものでしたが、一年が経過し元に戻っただけです。

 (対前年同月の上昇率ですので)

 何れの指標も上昇のペースは鈍化傾向にあります。

 

 食料品(アルコール除く)・エネルギーを除いた欧米式コアCPIは対前年同月比+2.2%の上昇となり、これも上昇のペースは鈍化しています。

 

 昨年年初来の各指標の推移をグラフにしました。

CPIの推移



 言うまでも有りませんが、

・CPI総合   :すべての価格の平均

・コアCPI   :生鮮食品を除く価格の平均

・コアコアCPI :生鮮食品・エネルギーを除く価格の平均

・欧米式コアCPI:飲食品・エネルギーを除く価格の平均

 です。

 

 何時も私が参照させて頂いている、PwCコンサルティングの片岡剛士氏(元日銀政策審議委員)が物価上昇率を財とサービスに分離したグラフは今月もお休みです。

(どこまで他力本願な!)

 

 

 私が当ブログで唱えてきたように、

物価上昇

→企業収益向上

→給与上昇

→消費拡大

→物価上昇

 の好循環が実現出来て、初めて「安定的」な物価上昇が実現できますので、今回の春闘の成果に期待したいと思います。

 そこを打破できなければじり貧に陥ってしまいます。

 

 これまでも言ってきていますように、上記のサイクルは放置すれば縮小均衡に陥ってしまいます。

 物価上昇>賃金上昇

 の状態は、単に貯蓄を食いつぶしているのと同じ状態です。

 

 

【性懲りも無く410号線経由で蕎麦を食べに館山へ】

 

 先日(思い返してみればつい先週の話ではありませんか)の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、紹介した房総半島縦断の国道410号線を再び走ってみたくなりましたので、館山へ蕎麦を食べに出かけました。(アホですね)

 

 一つは旧410号線(所謂久留里街道)からつい先月全線開通した410号バイパスへの乗り移りルートの開拓も目的の一つです。

 

 今回はNAVIを頼ろうと、久留里の市街地では停車する場所もありませんので、久留里駅前のロータリーに路駐させて頂き、今日の目的地「たちばな」の住所を入力すると・・・

 

 ナニッ! 今来た道を戻れ? 

 NAVI様が提示したのは、今来た道を引き返して、木更津東ICから圏央道→館山道?

 

 「高速を利用しない」等設定を変えれば済むことなのでしょうが、「素直でない」ことについては人一倍自身のある私は強引に旧410号線に戻って南へ・・・

 

 辻ごとに、右折して引き返せ、左折して引き返せ・・・としばらくうるさく指示して来ましたが、久留里の市街地を抜けると流石にあきらめたのか、しばらく道なりで右折せよと新たなルートを示してきました。

 

 上記の記事で私が迷い込んだ上総松丘の集落よりは随分手前でしたので、生活道路に入り込むという後ろめたさはありませんでしたが、およそすれ違えないだろうという狭い橋が・・・

 

左から田舎蕎麦、十割、ニ八(やはり十割が香りも良い)

禁断(?)の蕎麦しる粉



 

 本日の昼食は手打ち蕎麦たちばなで、事前に調べた蕎麦三昧を頂きました。

 大盛りは不可とのことでしたので、後ろめたさも多少薄らいで「蕎麦しる粉」を頂きました。

 

 

有り難うございました。